
熊本県のルートとランナーは?
聖火リレーは20201年3月25日(木)に福島県からスタート。5月5日(水)~6日(木)は熊本県を聖火ランナーが走ります。
●1日目(5月5日)
人吉市の人吉城跡ふるさと歴史の広場を出発し、水俣市、天草市、宇土市から、八代市へ。
●2日目(5月6日)
益城町文化会館を出発し、南阿蘇村、阿蘇市、菊池市、山鹿市、和水町、玉名市を経て、熊本市の熊本城二の丸駐車場に到着します。
(※新型コロナウイルスの急速な感染拡大により、熊本市公道での走行を取りやめ、熊本城二の丸駐車場において無観客で点火セレモニーを実施します)
熊本県を走る有名人ランナーはこちら!
●タレント(元バドミントン選手)・陣内貴美子さん
八千代市を走行(5月5日)
●元陸上日本代表選手・江里口匡史さん
菊池市を走行(5月6日)
●北京五輪銀メダリスト・末續慎吾さん
熊本市を走行(5月6日)
見どころ・阿蘇

「火の国」熊本県を象徴する活火山の阿蘇山を中心に、壮大な自然が広がる阿蘇地方。噴煙を上げる中岳火口周辺はごつごつとした溶岩の岩肌がむき出しとなり、まるで火星のような世界が広がります。火山の活動が穏やかなときは、火口付近まで近づいて見学することも可能で、もうもうと立ち上る噴煙やエメラルドグリーンの火口湖など、自然のダイナミックな営みを目の当たりにできます。
中岳火口の西側に広がるのは、草原に覆われた草千里ヶ浜。どこまでも続く緑の大地は生命力にあふれ、阿蘇の大自然の雄大さを感じさせます。
見どころ・金栗四三の生家
金栗四三は、1891年に熊本県の山間部にある玉名郡和水町で誕生。日本マラソン界の発展に尽くし「日本マラソンの父」とも呼ばれ、その生涯は2019年の大河ドラマ『いだてん』で広く知られるようになりました。
1912年に日本が初めて参加したオリンピックのマラソン選手であり、その後のベルリン大会、アントワープ大会、パリ大会でも出場のチャンスを掴みます。しかし、過酷なレース環境や、戦争による影響など、時代の波に翻弄され、その競技人生は必ずしも順風満帆とは言えませんでした。それでも諦めず「体力、気力、努力」を合言葉に走り続け、生涯走行距離は約25万キロにも及びます。
現在、生家は一般公開されており、外観を自由に見学することができます。(※内覧は所定の手続きを踏まえた上での予約が必要。2021年4月24日(土)から当面の間休館)
見どころ・熊本城

熊本城は1607年に加藤清正によって築き上げられました。敵の侵入を防ぐために作られた「武者返し」と呼ばれる急勾配の石垣が特徴の、「忍者も登れない」と称されるほどの難攻不落の城です。
天守閣前広場には立派な大イチョウの木があり、別名「銀杏城」ともいわれています。加藤清正が籠城時の食料のために植えたという説が伝えられており、秋になると鮮やかな黄色に色づくイチョウと熊本城の景色が楽しめます。
2016年の熊本地震で甚大な被害を受けた建物も徐々に復旧が進み、天守閣全体の復旧が完了。この春から全面リニューアルした展示と、最上階からの眺めを楽しめるようになりました。(※新型コロナウイルス感染症の急速な拡大の影響により、公開を見合わせています)
[Photos by Shutterstock.com]

内野 チエ ライター
Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。20歳で第1子を出産後、母・妻・会社員・学生の4役をこなしながら大学を卒業、子どもが好きすぎて保育士と幼稚園教諭の資格を取得、など、いろいろ同時進行するのが得意。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。特技はワラビ料理と燻製作り。
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