長らくいちご狩りの醍醐味といえば、大好きな“あきひめ”を思う存分堪能することでした。
驚くほどやわらかい大ぶりの果肉、あふれるジューシー、スーパーのいちごでは絶対味わえない至福のおいしさが、いちご狩りでは楽しめるのです。
しかし今回、いちご14品種を食べ比べできるという千葉の「ドラゴンファーム」で、自分史上最高のあきひめを超える品種に出会ってしまったのです!
都心から車で約50分のドラゴンファーム
開園は9時ですが、勢いあまって8時半に到着。しかしすでに入り口の予約ノートには20組の名前が・・・。恐るべしドラゴンファーム。日によっては、9時の開園とともに受付終了ということもあるそうです。ちなみにこの日は10時過ぎには受付終了、約100組が訪れていました。
料金は大人2000円、4歳以上1500円、2〜3歳500円。いちご14品種30分食べ放題、練乳・チョコレートシロップつけ放題、いちご狩り後にお茶と茶菓のサービスあり。この日の茶菓子は焼き芋でした!
14品種勝手にランキング!
さて、せっかく14品種もいただくのですから独断で勝手にランキングさせていただきます!
ちょっと擬人化してみました。
第14位 ななし
すみません。特筆すべき言葉がみつからないお味でした。写真も撮り忘れてしまいました・・・。
第13位 “淡白な美女” アスカルビー(産地:奈良県)
宝石のような“つや”といわれるように見た目は美しいのですが、味わいは薄く感じました。
[アスカウェイブ×女峰]
第12位 “清涼美人” かなみひめ(産地:静岡県)
男性に人気の品種だそうですが、個人的にはさわやかすぎ?
[(とちおとめ×あきひめ)×とちおとめの自然交雑種子]
第11位 “気だてのいい女の子” 紅ほっぺ(産地:静岡県)
香り、甘み、酸味のバランスはよいのですが、奥行きが少し足りないような・・・。
[あきひめ×さちのか]
第10位 “可愛い一般女性” とちおとめ(産地:栃木県)
言わずと知れた東日本No.1シェアいちご。おいしさの密度が高い、ぎゅっとつまった感じ。10位とはいえスーパーのものよりはもちろんおいしいです。
[久留米49号×栃の峰]
第9位 “個性的な大人女子” きょうこう(産地:茨城県)
どことなく和を感じさせるエキセントリックな味。食べ比べのアクセントに◎。
[とちおとめ×出願者所有の育成系統]
第8位 “外国人セレブ” レッドパール(産地:愛媛県)
高級品種といわれるだけあり、高級ホテルのビュッフェを思わせる外国のかほり。
[とよのか×アイベリー]
第7位 “可愛い妹” もういっこ(産地:宮城県)
濃い赤色と同じく小ぶりでもきゅっと濃い味わい。もういっこ、といいたくなるような可愛さ。こちらも写真を撮り忘れてしまいました・・・。
[出願者所有の育成系統×さちのか]
第6位 “気さくな姫” さがほのか(産地:佐賀県)
子どもにも人気という酸味のない完熟ジューシーな甘さ。ただちょっと庶民的?
[大錦×とよのか]
第5位 “芯の強い姫” やよいひめ(産地:群馬県)
香りも甘みもほどよく果肉はやわらかめだけれど食べ応えあり。
[(とねほっぺ×とちおとめ)×とちおとめ]
第4位 “若くて可愛いアイドル” おいCベリー(産地:沖縄県)
元気はじけるフレッシュな味。7粒で1日分のビタミンCがとれるそう。
[さちのか×出願者所有の育成系統]
第3位 “あきひめのお相手のお殿様” おおきみ(産地:福岡県)
風格ある“あきひめ”という感じの味わいで香り豊か。名前通り実も大ぶりです。
[さつまおとめ×いちご中間母本農1号]
第2位 “純粋無垢なお姫様” あきひめ(産地:静岡県)
果肉の秀逸なやわらかさ、酸味の少ない完熟の甘さから、子どもにも人気。いくらでも食べられるおいしさ!
[久能早生×女峰]
第1位 “守ってあげたい女の子” かおりの(産地:三重県)
上品ないい香り、キュートな甘さ、絶妙な酸味。思わず放っておけない、もう一度会いたくなる女の子のようないちご。男女問わず人気の品種だそうです。
[出願者所有の育成系統同士の交配]
2015年は100年に一度のいちご年。そんな語呂合わせさえも口実にして、思う存分おいしいいちごを楽しみたいですね。
※いちごの産地、交配などの情報は農園現地の看板に掲載されていたものです(2015年2月15日現在)。
※いちごの味の評価とランキングは個人的な感想によるものです。ご了承ください。
[ドラゴンファーム]
[Photo by Aya yamaguchi & shutterstock.com]