-
多くの日本人が憧れるギリシャの島といえば、エーゲ海のサントリーニ島ではないでしょうか。筆者自身も、サントリーニ島こそがギリシャ旅のハイライトになると思っていました。しかし、実際に旅を終えて最も心に残った場所は、イオニア海に浮かぶザギントス島。断崖絶壁に囲まれた真っ白な入り江と、息をのむほど鮮やかなコバルトブルーの海が広がる「ナヴァイオビーチ」。そこは、ジブリ作品『紅の豚』の舞台とも言われ、この場所を知らなくとも「あ…あのシーンね」と思う方も多いはず。筆者もそのひとり。写真では何度も見ていたはずなのに、実際に展望台からその景色を目にした瞬間、思わず言葉を失いました。この記事では、燃油サーチャージの高騰や円安に負けず、あえて飛行機ではなくバスとフェリーで島へ渡り、ボートでしか行けない絶景を巡り、あまりの感動に翌日レンタカーを借りてもう一度ナヴァイオビーチを目指した体験をもとに、アクセス方法やおすすめの楽しみ方、滞在プランを紹介します。
-
2026年7月26日(日)に放送がスタートするドラマ『VIVANT』続編。その舞台のひとつとして登場するアゼルバイジャンの首都・バクーは、PR映像が公開されるや否や「CGみたいな街」「あの近未来的な建物は何?」と話題を集めています。実は、バクーは世界でも有数の“建築都市”。歴史ある旧市街のすぐ隣に、炎や波、カーペットなど、この国ならではの文化や自然をモチーフにした個性的な建築が立ち並び、まるでSF映画のような景観をつくり出しています。なぜバクーには、これほどまでにユニークな建築が集まっているのでしょうか。その理由は、石油大国として発展した歴史や、独立後に進められた国家ブランディング、そして「火の国」と呼ばれるアゼルバイジャンならではのアイデンティティにありました。今回は、ドラマ『VIVANT』の新シリーズのロケ地として注目されるアゼルバイジャン・バクーで、ぜひ訪れたい“謎建築”を巡りながら、そのデザインに込められた意味を読み解いていきます。
-
かつて「小さなパリ」と称えられた優雅な街並みと、社会主義時代の重厚な建築物が交差し、独特の雰囲気を醸し出す東欧の都市、ルーマニアの首都ブカレスト。この街の魅力は、ただ美しいだけでなく、複雑な歴史が織りなす多層的な文化にあります。そんなブカレストの心臓部、旧市街を歩いていると、まるで時が止まったかのような一角に迷い込みました。それが、200年以上の歴史を誇るキャラバンサライ(隊商宿)、「Manuc's Inn(ハヌル・ルイ・マヌク)」。そして驚くべきことに、この歴史の証人とも言える建物の中に、世界的なコーヒーチェーン「スターバックス」が静かに溶け込んでいるのです。今回は、数あるブカレストのスターバックスの中でも、最もユニークで訪れる価値のある、「Manuc's Inn(ハヌル・ルイ・マヌク)にある店舗をご紹介します。歴史を感じる空間で味わう一杯のコーヒーは、きっと忘れられない旅の思い出になるはずです。
-
イスタンブール空港(Istanbul Airport)は、年間利用者数で世界トップクラスを誇る巨大ハブ空港。ヨーロッパではロンドン・ヒースロー空港に次いで2番目に、中東ではドバイ国際空港に次いで2番目に忙しい空港と呼ばれています。それもそのはず。ヨーロッパとアジアの交差点に位置し、世界各地を結ぶ要所として、今や「空港の中に一つの街がある」と言われるほどのスケールを誇っているからです。しかし、その一方で空港から市内へのアクセスには時間がかかり、トランジットで4時間未満なら外出は非現実的。初めて訪れる旅行者は、その広さと情報量に圧倒され、「どう過ごせばいいの?」と迷ってしまうこともしばしば。そこで今回は、空港を丸ごと“観光地”として楽しむための過ごし方をご紹介します。ショッピング、美術館、スパ、グルメ、そしてトルコらしい体験まで。長いトランジットが、むしろ旅のハイライトになるような楽しみ方を見つけましょう。
ヨーロッパの記事一覧
ヨーロッパのカテゴリー
