「ワインは長寿の薬」という言葉があるように、様々な健康効果がある食品として知られるワインですが、実は飲む以外にも様々な活用方法が存在します。そこで今回は、日常生活に取り入れたいワインの活用方法を5つお伝えしたいと思います。
フルーツの汚れ落とし
赤ワインに含まれるアルコールやレスベラトロールと呼ばれるポリフェノールの一種はサルモネラ菌や大腸菌など、食中毒の原因となるバクテリアを殺菌する力があると言われています。食べる前に、少量の赤ワインでフルーツの表面を流し、その後いつも通り、水でしっかりと洗い流すだけ。簡単に体にやさしい殺菌ができます。
ハエ捕り
ぶどうの果汁が発酵してできたワインの香りには、ハエを惹きつける力があるのだとか。小さな容器に赤ワインを注いで台所用洗剤を数滴入れて溶かし、気になる場所に置いておくと小バエをキャッチしてくれます。
お風呂に入れてアンチエイジング
抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富で、飲むことによりアンチエイジング効果があると言われている赤ワイン。そんな赤ワインをお風呂で優雅に飲む・・・のではなく、お風呂に入れることにもよりアンチエイジング効果が得られるのだとか。赤ワインに含まれる抗酸化物質が、弾力のあるプリプリのお肌に導いてくれます。お風呂にグラス1杯の赤ワインを混ぜて、ゆったりと30分程浸かるだけ。週に1回~2回程楽しむといいそうです。
ガーデニングに
ガーデニングや家庭菜園用に、生ごみからコンポスト(堆肥)を作っている方もいらっしゃると思います。コンポストの中に赤ワインを注ぐと、生ごみの堆肥化を助ける微生物の働きが活性化されます。飲み残しのワインは流しに捨てずに、コンポスト容器へ!
赤ワインの染み取りに
外出先で、うっかり赤ワインを服にこぼしてしまった・・・。そんな時は迷わず、すぐにシミができた場所に白ワインをかけましょう! 赤ワインに白ワインをかける? そんなことして大丈夫なのか!? とびっくりされた方も多いのではないでしょうか。実は、昔から赤ワインのシミは白ワインで薄くなると言われています。
方法はとても簡単。赤ワインがこぼれたところに白ワインを染み込ませ、きれいな布でぽんぽんとたたいてシミ抜きをします。シミが薄くなってきたら、水で洗い流してください。
ですが、これはあくまでも応急処置。真っ白になるわけではありません。レストランなど外出先で赤ワインをうっかり服などにこぼしてしまった時は、白ワインで応急処置を施し、お家に帰ってから漂白剤などでしっかり洗ったり、クリーニング屋さんに任せてくださいね。
冷蔵庫の中に眠ったままになっている飲まないワイン、こんな風に活用してみませんか?「ワインが残ることなんて絶対にありえない!」というワイン好きの方は、高級ワインを使うともったいないので、安いワインで試してみてくださいね。
[THE DR OZ SHOW/Surprising Uses for Wine]
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