最近気づいたんです。
落ち込んだり、イライラしたり、やる気が出なかったりするとき。
いろいろ試してみるなか、うまく気分転換できたとき。
その共通点が実は“風”だということに。
風さえ吹けば、どうにかなる
「風?」「それだけ?」と思いますよね。
しかしそもそも気分転換ができない、ということは気分が澱んで巡りが悪くなっているということ。
ならばせめて体だけでも、風の吹く巡りのよい空間に置いてみる。心と体はつながっています。少なからず心の方も、影響を受けるはずです。もちろん、吹き抜ける風の心地よさが気持ちを軽くしてくれることもあります。
騙されたと思って、風通しのいい場所へ出かけてみませんか?
非常階段
非常階段は非常に風通しのいい場所です。屋上に続く最上階部分はなおさら。空がもたらす視覚の開放感もあいまって、気持ちをほぐしてくれます。災害だけでなく、気分の非常事態にも、助けとなるのです。
縁側
昔ながらの日本家屋の象徴である縁側も風の吹き抜ける場所。庭の緑も心を落ち着かせてくれます。家に縁側がなければ、神社仏閣の縁側もおすすめ。閉め切った空間でクーラーにガンガンあたるより、気分転換になるかもしれませんよ。
オープンカフェ
カフェでのんびりお茶をしながらそよ風に吹かれるのは、至福の時間です。大通りに面したカフェより、路地や公園など落ち着いた立地の方が効果は大です。風通しがよければ、オープンではないカフェでもOK。
海
海を訪れればいつだって潮風が迎えてくれます。波の音、広がる水平線、潮の香り。五感で癒してくれる海が気分転換スポットの王道なのも納得です。でもきっと、そこに潮風がなければ、ここまでの癒しは得られないと思うのです。
扇風機の前
どうしても天然の風に出会えないとき。そんなときは仕方がないので扇風機の前に座ってみましょう。心の中から湧き出るような気分の向上はなくても、即席でいくらか気分はましになると思います。
風鈴や風車など、風を感じやすいアイテムを取り入れてみるのもいいですね。
もちろん、窓を開けて家の中に風を通すのもよいでしょう。
通り抜ける風の心地よさに、心がふっと軽くなるあの感覚。その瞬間が多くの人に訪れますように。
でも、吹かれすぎには要注意。