今こそ知っておきたい、人が死ぬ前に後悔する「たった1つのこと」

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Jan 28th, 2016

新しい年が始まり、早いものでもう1か月が過ぎようとしています。年末年始は、どう過ごしましたか? 年末は一年を振り返り、年始は一年の抱負に思いを巡らせる、自分の人生を長いスパンで考えるには最適のタイミングでしたよね。

年始にこそ知っておきたい!人が死ぬ前に後悔する【たった1つのこと】

そこで今回は「やはり悔いのない人生を送りたい」と考える全ての人に、“人が人生の最後で「もっとやっておけばよかった」と後悔するたった1つのこと”を紹介します。

やらないと人生最後に後悔することは“旅”

年始にこそ知っておきたい!人が死ぬ前に後悔する【たった1つのこと】

人生の最後に「もっとやっておきたかった」と多くの人が後悔することは、何だと思いますか? もちろん人によって価値観が違いますし、考え方も違うはずです。

一方で「うまく言葉にはできない」という人も居るはずですが、医師・病院検索サイト「ドクター・オウチーノ」が863人を対象に実施した「寿命に関するアンケート調査」が大きなヒントになります。

同調査には「寿命を迎えるまでに必ずしたいことを3つ挙げるとしたら?」という質問があるのですが、20代、30代、40代、50代の回答者に共通して、第1位に「旅行」が挙げられているのです。

その結果をふまえて考えると、寿命を迎えるまえでに十分な旅ができなかったとすれば、「ああ、もっといろんな場所に行きたかった」と後悔をしてしまうはず。

年代によっては他にも「結婚」「出産」「子どもの自立を見届ける」「孫を見る」「身辺整理」などが上位にきていましたが、全世代に共通した回答の第1位が「旅行」だとは興味深いですね。

旅が大切な理由は人それぞれ

年始にこそ知っておきたい!人が死ぬ前に後悔する【たった1つのこと】

では、回答者はどういった思いで「旅行」を挙げたのでしょうか? 

「夫婦だけでの旅行/子どもが生まれてから行っていないから」(40歳/女性)

「昔出かけた所へ再訪問の旅行/思い出の場所を再訪問し過去の記憶を呼び戻し、当時の心境に戻りたいから」(57歳/男性)

といった理由が寄せられています。皆さんいろいろな思いを抱えながら、旅に出たいと願っているのですね。

ただ、ようやく時間的にも経済的にも余裕が出てきたはずの人生の晩年に、大きな病気を患って旅に出る夢をかなえられなくなってしまったご高齢の方の話を、残念ながら筆者は多く知っています。

「いつかは旅に出よう」と思っているうちに、旅に必要な体力や気力、健康を失ってしまう恐れは誰にでもあります。「私は大丈夫」と健康に自信があっても、未来はどうなるかはわかりません。

人生の最後に「もっと旅に出たかった」という悔いを残さないためにも、経済的な事情や時間的な問題もあるかもしれませんが、行けるうちに行きたい場所へ旅立つ準備をスタートしたいですね。

[All photos by Shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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