京都らしさを心ゆくまで味わえるお寺カフェ「d食堂」の定食にほっこり

Posted by: Nao

掲載日: Dec 9th, 2017

長い歴史と豊かな文化に育まれた京都。和の風情あふれるカフェが数多く点在する京都ですが、お寺とコラボレーションしたハイブリッドなカフェもあるんですよ。

京都らしさを心ゆくまで味わえるお寺カフェ「D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学/d食堂」

京都市内の中心、烏丸駅と四条駅から歩いて7分ほど。約800年以上もの歴史がある佛光寺。この荘厳な雰囲気漂うお寺の境内にそのカフェはあります。

京都らしさを心ゆくまで味わえるお寺カフェ「D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学/d食堂」

お寺のお茶所を改装して作られた「d食堂」。手がけるのは「D&DEPARTMENT」と「京都造形芸術大学」です。

D&DEPARTMENTは、いつの時代も変わらない価値のある普遍的なデザイン(=ロングライフデザイン)をテーマに活動する企業で、その地域の「らしさ」を提案するセレクトショップやカフェを現地パートナーとともに展開。京都店は10県目の店舗なのだそう。

境内には大きな銀杏の木があり、紅葉の頃は黄色の絨毯にも出会えますよ。

京都らしさを心ゆくまで味わえるお寺カフェ「D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学/d食堂」

暖簾と昔ながらの引き戸が風情たっぷりの入り口。

京都らしさを心ゆくまで味わえるお寺カフェ「D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学/d食堂」

説法やコミュニティースペースの場として利用されていたという店内。畳一面にローテーブルとチェアが並べられ、 伝統の和とモダンが見事にマッチ。山形の家具メーカー「天童木工」の低座椅子はなんともいい座り心地です。

京都らしさを心ゆくまで味わえるお寺カフェ「D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学/d食堂」

カフェでは京都で作られた食材や調味料をふんだんに取り入れたメニューを用意。食材や地元生産者にまつわるストーリーも紹介されていて、思わず時間を忘れて読み入ってしまいます。

京都らしさを心ゆくまで味わえるお寺カフェ「D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学/d食堂」

d食堂の看板メニュー「京都定食(1,200円)」。ご飯、お味噌汁、おばんざい3品がお盆に配された定食で、素朴ながらも食材のおいしさが引き立ち、カラダが喜びそうなやさしい味わい。

この日は大根と鶏団子の煮物、さつま芋の甘露煮、きのこの胡麻和え。西京味噌を使ったお味噌汁はほんのり甘く、昆布と鰹の出汁がしっかり。心もほっこり和みます。

京都らしさを心ゆくまで味わえるお寺カフェ「D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学/d食堂」

境内にはセレクトショップも併設。かつてお坊さんの宿舎だった建物をリノベーションしたのだそう。

京都らしさを心ゆくまで味わえるお寺カフェ「D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学/d食堂」

カフェ同様に、京都で作られたこだわりの工芸品や生活雑貨を販売。D&DEPARTMENTならではの“ロングライフデザイン”をテーマとした、京都に長く続くモノが揃います。おみやげ探しにもピッタリ!

京都らしさがちりばめられた、古今が織りなす「D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学」。長く愛され続ける京都の味や逸品に出合ってみませんか?

[D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学]
[All photos by Nao]

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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