「歩きスマホ」に罰金!?ホノルルのスマホ新ルール〇×クイズ【ハワイ】

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Jan 5th, 2018

最近、「歩きスマホ」に対する社会の目が厳しくなってきましたよね。駅のホームには注意喚起のポスターが貼られていますし、電気通信事業者協会が行った「やめましょう、歩きスマホ。」に関する調査によると、歩きスマホを危ないと感じる人が、全体の9割にものぼると明らかになっています。

この流れ、もちろん日本だけではなく諸外国でも同じで、例えば米国ハワイ州のホノルルでは、2017年10月25日から歩きスマホに罰金まで科せられるそう。

歩きながらの通話も罰金!?ホノルルの「歩きスマホ」新ルール〇×クイズ

そこで今回は日本人にも人気の観光地、ハワイのホノルルでやってはいけない歩きスマホのルールをクイズ形式で紹介します。実際に問題を解きながら、ホノルルの新しいルールをチェックしてみてくださいね。

 

問題その1:ホノルルでは屋外全ての場所で歩きスマホが禁止されている、〇か×か?

歩きながらの通話も罰金!?ホノルルの「歩きスマホ」新ルール〇×クイズ

歩きスマホとは基本的に、スマホを操作しながら屋外を歩く行為だと定義できます。歩きスマホが禁止されたホノルルでは、屋外のどこでも歩きスマホをすると、罰則の対象になってしまうのでしょうか。

答えは×です。

スマホを操作しながら道路(高速道路)を横断する姿を地元の警察官に見られると、処罰の対象になってしまうのですね。歩きスマホをしながら歩道を歩いても、現状では問題ないみたいですね。

 

問題その2:罰金は常に一律である、〇か×か?

歩きながらの通話も罰金!?ホノルルの「歩きスマホ」新ルール〇×クイズ

歩きスマホをしたまま、道路を横断する姿を地元の警察官に見られると、罰金を支払わされると言いました。この罰金、毎回同じ額なのでしょうか。

答えは×です。

罰金は初犯で15米ドル~35米ドル(1,500円~3,500円ほど)でスタート、初犯から1年以内の再犯で35米ドル~75米ドル、初犯から1年以内に3回以上ルールを破り続けると、75米ドル~99米ドルと罰金が大きくなります。初犯なのか再犯なのかによって、罰金の額が変わるのですね。

 

問題その3:スマホの通話なら道路を横断しても問題ない、〇か×か?

歩きながらの通話も罰金!?ホノルルの「歩きスマホ」新ルール〇×クイズ

歩きスマホで道路を横断したらNGだと紹介しました。では、スマホで通話をしながら道路を横断した場合はどうなのでしょうか?

ハワイのホノルルの場合、画面を注視する必要もない、周囲に視線を配りやすい通話に関しては、処罰の対象に今のところなっていません。

答えは〇ですね。

車の運転と違って歩行は手も使いませんので、視線が周囲に自由に向けられる通話であれば問題ないと判断されているのかもしれませんね。

 

問題その4:ポケモンGOなどのゲーム利用であれば許される、〇か×か?

歩きながらの通話も罰金!?ホノルルの「歩きスマホ」新ルール〇×クイズ

いっときはスマホを見ながら、ポケモン探しに歩き回っている人が町中に居ましたよね。歩きスマホといっても、歩きながら本格的なビジネスメールを打ち込んでいる人も居れば、ゲームを楽しんでいる人も居ます。

同じ歩きスマホでも、『ポケモンGO』などのゲーム利用であれば、許されるなどという例外はあるのでしょうか? 

もちろん答えは×。

スマホで何をしているのであれ、スマホの画面を注視しながら道路を横断すると罰則の対象になります。要注意ですね。

 

以上、ホノルルの歩きスマホルールを紹介しましたが、いかがでしたか? ホノルルは日本人も多く訪れる人気のエリア。外国人旅行者も例外ではありませんから、十分に注意したいですね。

歩きながらの通話も罰金!?ホノルルの「歩きスマホ」新ルール〇×クイズ

 

[A BILL FOR AN ORDINANCE]
[「やめましょう、歩きスマホ。」に関する調査 – 電気通信事業者協会]
[All photos in shutterstock]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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