旅して気づいた。「余計なモノを持たない生活」が快適すぎるということ

Posted by: Nao

掲載日: Feb 26th, 2020

旅の魅力は無限大。美しき街並みや絶景、その土地に息づく文化、とっておきのグルメ。いつもの日常とは異なる世界との出会いは旅の醍醐味と言えるでしょう。海外・国内とさまざな場所を訪れてきた筆者ですが、旅を通して改めて気づいたことがあります。それは「本当に必要モノは意外と少ない」ということ。今回はそんな発見や実践した片付けについてご紹介させてください。

ホテルはなぜ快適なのか、改めて考えてみた


年齢を重ねるにつれ、ホテルステイが旅の重要な要素となってきた筆者。お目当てのホテルで過ごす時間は何よりの楽しみ。お洒落な空間はインテリアの勉強にもなります。そこで「なぜホテルは快適なのか」ということを改めて考えてました。

電化製品が少ない


それは「電化製品」が少ないということでした。海外のキッチン付きアパートメントホテルでも家電の数は必要最小限。デザインもシンプルなものが多いです。一方で筆者宅は家電だらけ。炊飯器やオーブンレンジといった定番からケトル、ホームベーカリーなどありとあらゆるものが揃っていた状態でした。

クローゼットには必要な服だけ


また当然ですが滞在中のホテルのクローゼットの中は必要なものだけ。例えば1週間のステイでも入っている服が限られているから、朝に何を着て良いか悩むこともありません。一方で筆者宅のクローゼットはアウターからインナー、小物など何があったかも忘れてしまうほどの量が詰め込まれていたのです。

本当に必要なモノは意外と少ない

もちろんモノをたくさん持っていることが悪いこととは言えないでしょう。ただ、筆者にとって余計なモノがなく、生活感がないというホテルの空間が限りなく心地良かったのです。そこで日々の暮らしでもその快適性を取り入れてみようと決意。思いきって家電や不要な服を手放すことに。

思いきって手放したモノ

テレビ


海外はもちろん、日本のデザイナーズホテルではテレビが設置されてないところも最近では珍しくありません。「テレビがなきゃ落ち着かない!」という方もおられると思いますが、筆者の場合は全く苦ではありませんでした。

筆者は日頃からテレビをあまり見ません。ドラマや映画ももっぱらパソコン。ニュースもネットでチェックするという習慣でした。躊躇したものの手放したことでリビングが明らかにすっきり! テレビ本体だけでなく、テレビ台やコード、リモコンもなくなったことで一層さっぱり感もアップしたのです。

炊飯器


日本人の必需品とも言える炊飯器。スイッチを押すだけでご飯が炊きあがるのは便利この上ないですよね。ですがやっぱり生活感に溢れがちなビジュアルであることは否めません。筆者は時々土鍋でご飯を炊くこともあったので、思いきって手放すことに。結果的にキッチン全体がすっきりしました。土鍋で炊いたご飯は炊飯器よりも美味しく、一石二鳥といったところでしょうか。

旅先で購入した雑貨や置物


旅先でお洒落なモノを見つけると瞬時に買ってしまっていた筆者。もう二度と訪れないであろう場所で入手したものはなおさら手放すのが惜しいもの。ですがここは思い出よりもホテルで学んだ快適性を優先することに。驚くべきことに、小さな雑貨であってもそれがなくなることで空間が洗練するという変化を感じました。

服やインナー


多少高価だった服を手放すのはつい悩んでしまいますよね。ですが年齢を重ねるごとに似合うものは変わっていきます。筆者の場合は迷っている服は実際に着用して「似合っていれば」残し、そうでないものはリサイクルショップに売ることに。

さらにクローゼットの中にある透明収納ケースのインナー類も見直し。量を減らしたことで不要なケースも処分しました。クローゼット全体にゆとりが生まれただけでなく、毎日の服選びの時間を大幅に減らせることができたのです。

以上、筆者が旅を通して感じた「本当に必要モノは意外と少ない」という気づきをご紹介しました。ホテルの心地よさを自宅にも取り入れたい、と考える人はぜひ参考にしてみてくださいね!

[All photos by Shutterstock.com]

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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