高層階に位置したクラブフロアは無料特典がいっぱい!
地上154m、ひときわ目立つ高層建築が印象的な「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」。実は宮崎市には城郭やタワーなど、街のシンボル的な建築物がないことから、宮崎の象徴的な存在になるようにとの願いもあり造られたのだとか。
エントランスを抜けると、11階吹き抜けの空間が広がり、パームツリーなどと相まって南国リゾートの雰囲気たっぷり。本日宿泊するのはワンランク上の客室がそろう「クラブフロア」! 36階の専用ラウンジまでスタッフに案内されて、人混みを気にすることなく、優雅な気分でテーブルチェックインできます。
36~41階のクラブフロア宿泊者には無料特典がいっぱい! この専用ラウンジ「Sheraton CLUB」でのチェックイン・アウトもそうなのですが、朝食やティータイム、カクテルタイム、バータイムなど、ほぼ1日中、各種ドリンクやデニッシュ、スイーツ、フルーツなど特別なメニューが用意され、喉が渇いたときや小腹がすいたときにも気兼ねなく利用できるのです。
しかも、ソファーが配されたラウンジは、テーブル間隔も広く、上質な時が流れていくような優雅な空間。黒松林越しには、どこまでも広がる太平洋の絶景に吸い込まれそうなほど!!
マンゴーイエローの客室でゆっくりまどろみたい!
本日の客室は「クラブツイン・グランド」。エッ! “手紙を書くためだけの部屋”じゃないと思われるかもしれませんが、レタールームは特別な場所にあるのでご安心を。
宮崎の花やフルーツなど自然の香りをコンセプトにした客室は、マンゴーイエローのビタミンカラーがアクセントになった、フレッシュで優しくて、元気がでそうな装い。東側に面した窓の外には、青々とした海が水平線まで広がっています。
誰にも邪魔されないその絶景を楽しめるように、窓際には自由に方向を変えることができる特注の回転式ソファーも。冷蔵庫にあるアルコールを含めた各種ドリンクも無料なので(クラブフロア特典)、雄大な時の移ろいを感じながら非日常感を楽しむには最高のロケーション。
バスルームに設けられた木製ブラインドを開け放てば、その窓からも海の景観が! 客室のどこにいても自然のエッセンスを感じられるようになっているんです。
バスタブ・シャワーブース・トイレが別々に設けられたセパレートタイプの仕様も使いやすく、タラソテラピーのプロフェッショナル化粧品「タルゴジャポン」のアメニティーやふかふかのバスローブも、リゾート気分を盛り上げてくれます。
3つの投函口がある英国調の魅惑のレタールーム
客室でのんびりまどろむのも最高なのですが、魅惑の“レタールーム”へ向かいます。2階にある宿泊者専用テラスラウンジ「風待ちテラス」の最奥端にあるとのことですが、この風待ちテラスも、板張りの床に、さまざまなソファーやクッション、鳥かごのようなハンキングチェアまで配された素敵な空間。
旅をテーマにセレクトされたさまざまな本がそろい、宿泊者なら自由に使え、靴を脱いでくつろげるスペースもあってリビングにいるようなリラックス感がなんとも心地好いのです。
その最奥端に隠れるようにあるのが、少し照明の落とされた「レタールーム」。手紙を書くためだけの秘密の部屋・・・ 飴色に輝く木の重厚さを感じる英国調の内装でまとめられ、今までとは異なる、静けさ漂う空気に包まれています。
しかも、レタールーム専任スタッフまでいるではないですか! レタールームコンシェルジュの山下さんがさりげなく迎え入れてくれ、この部屋のこと、手紙のことを優しく教えてくれます。
手紙を書くのはいつぶりだろう? メールやSNSという便利なツールを毎日使っているからこその新鮮なひととき。レタールームには、ポストカードや便せんはもちろん、パーカーの万年筆やボールペン、ファーバーカステルの色鉛筆、天然ゴムから作られたスタンプなどが用意され、自分と向き合える大切な時間が始まります。
部屋には、英国のアンティーク家具をリメイクしたポストが。そこには3つの投函口が設けられています。ひとつは「大切なひとへの手紙」、ふたつ目は「未来への手紙」、3つ目は「あてのない手紙」・・・
「大切なひとへの手紙」へ投函すれば、切手代をホテルが負担してその想いを大事な人へ届けてくれます。特別な白い便せんを使って「未来への手紙」へ投函すれば、タイムカプセルのように最長20年間保管され、再訪したときにそのときの想いに出会えることが。「あてのない手紙」に投函すると、一定期間レタールームに飾られるとのこと。
3年半で約4万通もの手紙が綴られ、その中には亡きパートナーへ「もう一度あなたと来たかった」というメッセージや別れた恋人へ思いを綴ったもの、「大きくなったらパパとママとここに来たい」という子供の手紙など、切なさやはかなさ、温かみのある想いの詰まった“手紙”が。宮崎の旅の思い出とともに、それを追体験できる時間旅行が楽しめるところが魅力的です。
南国リゾートなのに身体を休めることができる温泉がある!
そんな旅の思い出をしたためたら、温泉でさっぱりとリラックス! 地下1000mから湧き出す湯は、太古の海の化石成分が溶け出したミネラル豊富な美人の湯。塩分が強いことからも海辺の湯ということがわかり、さらりとした肌触りで、いつまでもポカポカする心地好さ。「新月」と「月読」のふたつの湯屋があり、どちらの湯屋にも内湯と露天風呂が備わっています。
少し贅沢に、プライベート感たっぷりの貸切温泉「離れ湯」を楽しむことも。情緒ある日本家屋の庭先に露天風呂が設えられ、人の目を気にすることなく大切な人とひとときを。貸切温泉は通常1棟5,000円(90分)ですが、クラブフロア宿泊者なら1棟3,000円(90分)で利用できます。
放送作家の小山薫堂氏が提唱する“湯道”を体現できる、日本初の湯室「おゆのみや」もあるので、興味のある方はお風呂の愉しみ方を極めてみては。
霜降りが半端なく美しい宮崎牛のおいしさ
今夜の夕食は、和牛のオリンピックと称される「全国和牛能力共進会」で内閣総理大臣賞を3大会連続で受賞している宮崎が誇るブランド牛「宮崎牛」! 訪れたのは鉄板焼「ふかみ」。目の前でシェフが焼いてくれるので、宮崎の旅行情報はもちろん、おいしい食べ方など食材のことも聞けて、お味とともに会話も楽しみながらお食事を。
宮崎牛のミスジ・友三角・ロースの3種から選べる「宮崎牛コース」をオーダー。フォアグラのソテーなどの前菜から始まり、ふたりで選んだミスジとロースが登場すると、その鮮やかなピンクの赤身ときめ細やかなサシのバランスが美しいこと! 食べる前からおいしいことを実感できます!!
ポン酢や一味、岩塩などと薬味もお好み次第。なめらかな舌触りでとろける旨みが凝縮した宮崎牛は、まだまだいけそうなほど。焼いたお肉はホテルメイドの食パンの上に出されるのですが、最後には、これが宮崎牛を挟んだホットサンドに早変わり。宮崎名物の日向夏などのデザートもおいしくいただきました。
自分だけの枕選び&クラブフロアラウンジでの優雅な朝食
宮崎牛を満喫したところで客室に戻りたいですが、その前にひとつ、クラブロア宿泊者専用のサービスを。「ピローギャラリー」で、自分にピッタリの枕を無料で選ぶことができるのです。
後頭部から首までの頚椎ラインを計測したら、その高さを参考に、低・中・高の高さの異なる枕と、スポンジや綿、パイプなどの素材の異なる枕の組み合わせをお試し。気に入った枕の寝心地は客室でゆっくり楽しむことができるので、いい夢が見られそうです!
全室オーシャンビューの景観に加えて東に面しているので、翌朝少し早起きすれば、水平線が昇る朝日を見ることも。青から紫、橙色へと空を染め、キラキラと輝きを増していく海の表情は忘れられない旅の思い出に。
朝食もクラブフロアに宿泊なら専用ラウンジでゆったりと。36階の窓からの眺望を楽しみながら、地元食材をふんだんに使ったハムやベーコン、サラダ、焼き立てのパンなどと、質の高い洋食をいただけます。
とくにフレンチトーストよりふわふわなブレッドプディング、宮崎牛のローストビーフをサンドしたクロワッサンサンドはおすすめ。1階の「パインテラス」で種類豊富な和洋ブッフェを楽しむこともできます。
ホテル内には、まだまだ楽しめるところがたくさん! 館内のリビングがレタールームのある「風待ちテラス」なら、アウトドアのくつろげるリビングはプールサイド。「水辺のガゼボ」やマシュマロを焼いて楽しめる「焚火のリビング」などがあり、1泊ではもったいない、2泊して日常を忘れるリゾートの空気に包まれて、滞在すること自体を楽しみたい魅力に満ちています。
住所:宮崎県宮崎市山崎町浜山フェニックス・シーガイア・リゾート内
電話番号:0985-21-1113(総合予約センター)
料金:1泊朝食付き1名デラックスツイン1万3400円~(スタンダードフロア)(2名利用時)/1泊朝食付き1名クラブツイン・グランド2万1100円~(クラブフロア)(2名利用時)
HECK IN/OUT:14:00/12:00
客室数:736室
アクセス:宮崎空港から車で20分
URL:https://seagaia.co.jp/
[Photos by PHOENIX RESORT CO., LTD. & tawawa]