エアトリが、10代~70代の男女799名を対象に「花粉症からの逃避行」に関するアンケートを実施しました。今年は昨年以上に花粉が舞うことが予測されているなかで、夢の10連休がやってきます。ツアー予約はだいぶ埋まってきていますが、今ならまだ日本脱出が間に合います!
花粉症経験者は56.6%
まず、アンケート回答者の花粉症に関する回答からみてみましょう。回答者の799名のうち、「花粉症である」が46.2%、「花粉症だったが、現在は症状が出ていない」が10.4%となり、56.6%が花粉症を経験したことがあるとしています。
799名(花粉症未経験者も含む)の症状が出る時期(複数回答)としては、3月の40%に次いで4月の37%が目立っています。5月も20%がまだまだ花粉に悩まされる時期と回答。この20%の数字も、分母を花粉症経験者にして計算し直すと、35%まで跳ね上がります。
そして、799名のうち、15.8%が「花粉症を避けるため旅行に行ったことがある」、6.3%が「行きたいと思ったことがある」と回答しています。
実際に花粉症対策で海外に行った人は、分母を花粉症経験者にして計算し直すと、28%になります。実際どこに行ったのでしょうか?
行先ランキングを紹介する前に、以下豆知識です。
世界の花粉情報
旅先を決めるときは、トリップアドバイザーの「世界の花粉飛散カレンダー」を確認しましょう。4~5月であれば、北米、欧州が花粉シーズン内になります。
またThe Weather Channelでは、世界各地のリアルタイム、そして一週間予報の花粉飛散情報が見えます。
たとえば、2019年3月13日時点のバルセロナの花粉はというと、樹木が中間レベル、牧草が中間レベル、ブタクサがなしとなっています。
>>>The Weather Channel 「アレルギートラッカー」
調べるときは、ページ左上の虫眼鏡マークのところに、都市名、郵便番号などを入力するだけ。
ときどきエラーが出るのですが、その際は、最初に都市の天気情報が表示されます。そうしたら、ページ右上の黒い帯にある「その他の予報」からアレルギートラッカーを選んでください。なお、都市名は英語で入れた方が反応しやすいときもあるようです。
それでは、行き先ランキングの上位5位を紹介します。
第5位 シンガポール
老若男女に人気の常夏の国です。日本政府観光局(JNTO)の2016年の調査では、日本人が訪問する国・地域の第6位という結果が出ています。
杉やヒノキの少ないと言われる東南アジアですが、シンガポールは3月13日時点で、樹木、牧草、ブタクサの花粉レベルが低いと出ています。
>>>The Weather Channel アレルギートラッカー(花粉)シンガポール
第4位 台湾
比較的低コストでグルメが楽しめる台湾。日本人が訪問する国・地域の第4位に入っています。
台北は3月13日時点で、樹木、牧草の花粉レベルは低く、ブタクサなしと出ています。
>>>The Weather Channel アレルギートラッカー(花粉)台北
第3位 タイ
マリンリゾートやゴルフなどアクティビティ人気のタイ。日本人が訪問する国・地域の第5位に入っています。
バンコクは3月13日時点で、樹木、牧草、ブタクサの花粉レベルが低いと出ています。
>>>The Weather Channel アレルギートラッカー(花粉)バンコク
第2位 韓国
グルメにショッピングに濃厚な時間が楽しめる韓国。日本人が訪問する国・地域の第3位に入っています。
ソウルは3月13日時点で、樹木、牧草、ブタクサの花粉はすべてなしと出ています。
>>>The Weather Channel アレルギートラッカー(花粉)ソウル
第1位 ハワイ
日本人にとって楽園の代名詞であるハワイ。日本人が訪問する国・地域では、アメリカ合衆国として第1位という結果が出ています。
ホノルルは3月13日時点で、牧草の花粉レベルは低く、樹木とブタクサの花粉はなしと出ています。
>>>The Weather Channel アレルギートラッカー(花粉)ホノルル
花粉症を忘れて快適なゴールデンウィークを過ごしたいですね!
参考
[エアトリ]
[トリップアドバイザー]
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