日本三大名泉のひとつとして、多くの人々が訪れる草津温泉。都内から車で2時間半程度という、立地のよさも人気のひとつに挙げられるかもしれません。
草津の最大の魅力と言えば、殺菌作用に優れた酸性度の高い泉質。硫黄の香りが立ちこめる温泉街の中心地「湯畑」周辺には、源泉に浸かれる温泉がたくさんあります。
草津温泉での長期に渡るアルバイト経験をもとに、ツウな草津の楽しみ方をレポートしてみたいと思います。
穴場カフェとお散歩を楽しむデートスポット
湯畑の近くには、ゆったりした空間のなかで、おいしい紅茶やコーヒーが味わえるカフェがいくつかあります。
焼き立てのスコーンを始め、自家製スイーツと種類も豊富に揃う紅茶に定評のある「Tea Room ゆきうさぎ」は、地元でも評判の可愛らしいカフェ。木の温もりが感じられる店内と落ち着いた雰囲気は、寛ぎの時間を約束してくれることでしょう。お土産にしても喜ばれそうな、オリジナル雑貨も取扱っています。
続いて、焼き立ての自家製ベーグルが自慢の「Lucky Bagel」。日替わりで5〜6種類のベーグルが店頭に並ぶほか、店内の可愛らしいカフェスペースではベーグルサンドが味わえます。草津名物「花いんげん豆」入りの和風ベーグルは、お土産にも最適（※「抹茶＆花いんげん豆ベーグル」土・日曜の限定販売）。
江戸時代以前から温泉宿を営んできた草津最古の老舗「日新館」。風呂場を改築した「茶房 ぐーてらいぜ」は地元に根ざしたクラシカルなカフェ。注文ごとに豆を挽いて丁寧に淹れられた一杯を味わえば、幸せな気分に！
お腹がいっぱいになったら、湯畑から西の河原までのお散歩を楽しみましょう。この散歩道は、ガラス細工やお土産などを販売するお店や飲食店、美術館などが軒を連ねる草津のメインストリートであり、温泉街の風情がたっぷり感じられる場所。
煌めく星空を眺めながらの入浴が楽しめるロマンチックな「西の河原露天風呂」は、残念ながら現在リニューアル中のため、散歩の途中に外から眺めるだけになりそうです（リニューアルオープンは2015年4月中旬を予定）。お宿へ戻る前に、湯畑の夜のライトアップと無料の足湯「湯けむり亭」を楽しんで！
どこの饅頭がベスト？ 饅頭の食べ比べ
温泉街を訪れたら、やっぱり温泉饅頭は外せません！ 草津の温泉饅頭を食べ比べてみるのも楽しいものです。
湯畑から西の河原方面へ向かうメインストリートにはたくさんのお饅頭屋さんがあります。地元の人たちの間でも美味しいと評判なのは「松むら饅頭」。品のよい甘さに、ついつい手が伸びてしまう味。栗餡とこし餡の2つの味が一度に楽しめる「本家ちちや」の二色あんまんじゅうは、特に女性ウケのよいお土産です。二色使いのお饅頭なんて、ちょっと珍しいですもんね。
夏の草津も素敵だけれど、温泉情緒が感じられるのはやっぱり冬。都内から少し足を伸ばして、草津温泉でゆったりとした時間を過ごすのもいいものですよ。
PROFILE
sweetsholic ライター
海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体：Pouch、ANGIEなど
ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/
ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/
SHARE
