元旦の朝、初日の出を見に行こうと思ったことはありませんか?
家のベランダや山の上、高層ビルの展望スペースからなど、初日の出の見られるスポットはたくさんありますが、やっぱり感動するのは海から上がる初日の出なのではないでしょうか。
というわけで、首都圏の海の初日の出スポットをご紹介いたします。
アクセス抜群の東京湾
都心から一番アクセスのよい海といえば東京湾。
葛西臨海公園、若洲海浜公園、海ほたる、横浜ランドマークタワーなど、さまざまなビュースポットがあります。
神奈川県の久里浜と千葉県の金谷を結ぶ東京湾フェリーでは、船上から初日の出が楽しめます。
特に、久里浜港6:40発のフェリーに乗ると、水平線から昇る初日の出と、鋸山の稜線から昇る初日の出の計2回も見られます。金谷港からは6:20発のフェリーに乗れば初日の出が見られますが、こちらは1回です。
運賃:大人往復1,320円、小人往復660円
[まるごとeちば]
日本で一番早く見られる初日の出
千葉県の銚子半島の先端にある犬吠埼。ここは、全国屈指の初日の出の名所です。
というのも、ここは山頂や離島を除くと、全国で一番早く初日の出を見られるから。日本の東端は北海道の根室半島なのですが、地軸の傾きの関係で、この季節だけは犬吠埼の日の出が一番早いのです。
磯に打ち付ける荒々しい波と、初日の出の組み合わせも素晴らしいもの。犬吠埼の波しぶきは、東映のオープニング映像に使われているんですよ!
[るるぶ.com]
岩の間から昇る初日の出
もうひとつ、首都圏で押さえておきたい初日の出スポットは、神奈川県の真鶴岬です。
しめ縄の張られた三ツ石の近くから昇る初日の出は格別です。思わず手を合わせたくなってしまう神々しさ! これぞ日本の元旦の風景ですね。
[真鶴ナビ]
いかがでしたでしょうか。
初日の出を見るためには、深夜から出かけて1日で一番気温の低い日の出前までスタンバイする必要があるので、体の芯まで冷え切ります。
特に、晴れた朝は放射冷却によって、気温はぐっと下がる傾向にあります。でも、眠気と寒さと闘ったあとに見る初日の出は、感動もひとしお。
さあ、果たして新年の元旦は晴れるのでしょうか?
しばらくは天気予報とにらめっこすることになりそうです。
[Photo by Shutterstock.com]