1.まずは「たびレジ」に登録
「たびレジ」は外務省による海外安全情報配信サービスです。パソコンやスマートフォンから旅先を登録しておくと、その国の最新の安全情報をメールで受け取ることができます。
緊急時には必要な支援や安否確認も行ってもらえるので、家族のメールアドレスも一緒に登録しておくと日本で待つ家族も安心できますよ。
2.旅先の安全を確認
渡航先の治安や情勢を事前に所得して、夜間の外出は控えた方が良いエリアなのか、どのエリアが比較的治安の良いエリアなのかなどもメモしておくとおすすめです。
SNSやネットの情報に惑わされずに、外務省が掲載している「海外安全ホームページ」でレベル別のマップなど信頼できる公的機関の情報は必ずチェックしておくと良いです。
3.海外旅行保険に加入
日本と違い、保険制度がない海外の国では高額な治療費や損害賠償が発生する国もあります。クレジットカードに付随の保険では額が賄えきれない場合もあるので出国前に確認しておきましょう。
4.現地の医療情報や感染症情報をチェック
厚生労働省の検疫情報管理室による情報サイト「厚生労働省検疫所FORTH」がおすすめです。気をつけたい病気の情報や、病気の予防方法、持っていくと良い薬の情報などが掲載されています。
コロナウイルスに関する情報も「厚生労働省検疫所FORTH」や「海外安全ホームページ」に掲載されているので、こまめにチェックしておきましょう。
5.万一に備えて常備薬を準備
常備薬はもちろん、海外の薬は成分が強すぎる場合があるので、痛み止めや風邪薬なども用意しておきましょう。長期間の旅行の際は、病院で事情を説明して多めに処方してもらえないか一度相談してみてはいかがでしょうか。
6.重要な資料は紙媒体で用意
デジタル資料は保管もしやすく、荷物が少なくなるので便利です。しかし、スマートフォンが動かなくなったり、電波が入らない状況になった場合は使い物にならないので、重要な情報は紙媒体でも印刷して持っていきましょう。
7.念のためにパスポートのコピーや渡航書に必要な書類を用意
海外滞在中は、命の次に大切とも言われるパスポート。万が一パスポートを紛失した時のために、パスポートのコピーや渡航書の発行に必要となる書類も用意しておきましょう。
<渡航書の作成に必要となる書類>
・戸籍謄本または妙本(原本)を1通(日本国籍があることを確認できる書類でも可)
・証明写真2枚(縦45mm×横35mm)
・航空券のEチケット(帰国時に使用する便が分かる書類でも可)
8.日本語が通じる緊急連絡先を控えておく
クレジットカード会社や海外旅行保険会社などには、日本語で対応可能な電話番号が国別に用意されている場合が多いです。いざという時にすぐに連絡できるように、携帯のメモなどに一括してまとめておくとおすすめ。トラブル発生時は、日本語で話せるということが安心に繋がりますよ。
今回ご紹介したのは出国前に簡単に準備ができるものばかり。「私はもう何度も旅行しているから…」という旅慣れた方も今一度チェックしてみればいかがでしょうか。