畳に座ってお茶とケーキで奈良タイム「古民家カフェCojica」【奈良市・三条】

Posted by: kurisencho

掲載日: Jun 13th, 2020

JR奈良駅前の三条通りから路地に入ったところに、子鹿のイラストがキュートなカフェがありました。「おじゃまします」ついそう言ってしまいそうになる古民家風のカフェ。広い畳の部屋で、地産地消にこだわったお料理とスイーツ、そしてオリジナルティーをいただける「古民家カフェCojica(コジカ)」です。里帰りをしたようにゆったりと時が流れる奈良の隠れ家的カフェを紹介します。

古民家Cafe cojica 店外

築120年以上の古民家を改装したカフェCojica

古民家Cafe cojica 看板メニュー
“努力を惜しまないこと・地域の食材を使うこと・ひとときを届けること”という3原則を大切に、地産地消にこだわる「カフェCojica」。

古民家Cafe cojica キッシュ
「大和牛と大和ポークのCojica特製煮込みハンバーグ」「ロールキャベツ風煮込みハンバーグ」「キッシュランチ」(写真)など、創業から変わらない栄養満点なお料理ばかりそろっています。

単品のほか、スープ・サラダ・ドリンク・ケーキorキッシュ付のセット(1580円・税込)もあり、現在、テイクアウトも始まっているようです。

手作りスイーツも要チェック!

そのなかで今回いただいたのは、Cojica特製「ほうじ茶チーズケーキ」(各460円・税込)。奈良・柳生産のほうじ茶を加えたチーズケーキとのこと。

古民家Cafe cojica ほうじ茶チーズケーキ
真っ赤なお皿の真ん中には大きなケーキ。雪のように白糖がふりかけられて心踊る盛り付けです。しかも、メニュー表の写真にはなかった鹿さんのクッキーも飾られて、キュートさは100点です!

古民家Cafe cojica ケーキの鹿さんクッキー
手作り感あふれる焼き色で、少しの甘みに少しの塩気がきいたチーズケーキ。生クリームにもほうじ茶パウダーがふりかけられて、深みあるほうじ茶の香ばしさとチーズケーキは良い塩梅です。

しっとりとした口当たりで食べごたえもあって、鹿さんクッキーも食べるのがもったいなかったです!

古民家Cafe cojica ティーポット
お料理やスイーツはドリンクセットにもできました。ヒマラヤ産ダージリンティーは本格的で、ティーポットと子鹿模様の角砂糖もとてもかわいらしかったです。

古民家Cafe cojica ガトー・オ・ショコラ
ほかに、ラム酒を効かせた「ガトー・オ・ショコラ」(460円・税込)も。

古民家Cafe cojica さつまいもと豆乳のスイートポテトケーキ
さつまいもを丸々使った「さつまいもと豆乳のスイートポテトケーキ」(460円・税込)という新作も登場して、食後のケーキを楽しんでいる方も多かったです。

古民家Cafe cojica 黒川本家さんの吉野本葛ぜんざい
「黒川本家さんの吉野本葛ぜんざい」(710円・税込)という本葛胡麻豆腐の奈良甘味も。料亭や宮内庁御用達、1615年創業の本葛本舗「黒川本家」の本葛を味わえる一品で、こちらも気になりました。

おうちのよう。畳の上で憩う奈良時間

ちなみに、Cojicaではオリジナルブレンドティーも楽しめます。

古民家Cafe cojica オリジナルティー
花の優雅な香りの中にアップルやローズヒップの酸味が爽やかな「白雪姫のティアラ」、柳生の深蒸し大和茶とシトラス系ハーブのブレンド「こじかのワルツ」といった、美肌効果・デトックス・アレルギー症状の緩和など、日頃のお悩みに寄り添ったハーブティーもあります。

ネーミングも大変素敵ですね。机には茶葉の入った小瓶が置いてあり、お料理を待つ間に香りをかいでリラックスできます。

古民家Cafe cojica 店内
クッションに囲まれた座敷は広々としています。それだけでなく、お手洗いは赤ちゃんの授乳やおむつ替えもできるほど広く、小さなお子さんを連れていても安心です。

古民家Cafe cojica ほうじ茶チーズケーキと中庭
温かな空気が流れて、なんだか大家族になった気分。中庭を眺めながら、古民家ならではのゆったりとした奈良時間を過ごしてみてはいかがでしょう。

古民家カフェCojica
住所:奈良県奈良市三条町547番地
TEL: 0742-94-3547
営業時間 : 11:00~16:00、18:00~23:00
定休日:月曜
HP:http://www.cojica-nara.com/
Instagram:@cafecojica

[all photos by kurisencho]

PROFILE

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

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