スープ入り焼そば(那須塩原市)
栃木県のおいしいものとは?
紫色の華やかなシャンデリアのような藤棚が美しいあしかがフラワーパークは、米ニュースチャンネルCNNに日本で唯一選ばれた「世界の夢の旅行先」。世界遺産の日光東照宮をはじめとする社寺や華厳の滝は、あなたも修学旅行で訪れているかもしれませんね。首都圏から行きやすい「那須湯本温泉」「鬼怒川温泉」などの名湯があり、県内におよそ600もの源泉が湧出する温泉県。収穫量日本一のいちごや手作りのハム・ソーセージ、酪農が盛んで乳製品もおいしく、ご当地ラーメンや餃子など地元グルメが充実。
栃木県グルメはたくさんありますが、あなたがおさえておくべき美味とは。
宇都宮市
「宇都宮餃子」餃子消費量トップの町
写真提供:栃木県
宇都宮が餃子の町となったのは、市内に駐屯していた第14師団が中国に出兵したことで餃子を知り、帰郷後広まったことがきっかけ。宇都宮の住民は、「週に数回餃子を食べる」ほど大の餃子好き。総務省の家計調査でも、1世帯当たりの年間購入額が2010年まで15年連続日本一、2013年、2017年、2019年も再び日本一の座を獲得しています。
宇都宮餃子会が運営する「来らっせ 本店」では、「宇都宮みんみん」「めんめん」「香蘭」「龍門」「さつき」と5つの人気餃子専門店が常設店舗で、日替わり店舗もあり、餃子好きにはたまりませんね。JR宇都宮駅直結の「来らっせパセオ店」では、冷凍生餃子をはじめ、餃子関連グッズ、お菓子などを販売しており、自宅にも宇都宮の味を持って帰れます。パリッと焼いた餃子にビール、どちらも止まらなくなりそうです。
■参照記事
餃子のまち|宇都宮市公式Webサイト
教えてイイトコUTSUNOMIYA(餃子)/宇都宮市役所
来らっせ 本店(常設店舗・日替わり店舗)
https://www.gyozakai.com/kirasse/
宇都宮餃子 店舗一覧
https://www.gyozakai.com/shop/
など
栃木市、足利市、佐野市など県南地域
「じゃがいも入りやきそば」ジャガイモとソースが絶妙のコンビネーション
写真提供:公益社団法人栃木県観光物産協会
栃木県では、焼きそばにジャガイモが入っていて当たり前。駄菓子屋などで「子供洋食」と呼ばれたジャガイモのソース炒めに、焼きそばをいれてみたらおいしい上に、腹持ちも良く人気になったのが始まりといわれます。焼きそばのソースとホクホクのジャガイモの相性が抜群に良くて、なぜ今まで焼きそばに入ってなかったのだろうと思うほど。
「いもフライ」ソースはたっぷりで
写真提供:栃木県
セットで食べたい、いもフライ。こちらも栃木県民のソウルフード。衣サクサク、中はホクホク。ソースはたっぷりかけましょう。
いもフライ|佐野市|栃木県|とちぎのしゅし
【食べられるところ】
栃木じゃがいもいり焼きそばマップ
https://www.nakazawa-seimen.com/yakisoba/sp/index.html
足利ポテト入り焼きそばマップ
https://www.ashikaga-kankou.jp/files/user/asset/pdf/ポテト入り焼きそばマップ.pdf
など
佐野市
「耳うどん」食べれば人間関係がうまくいく
写真提供:栃木県
小麦がとれる佐野市仙波地域に伝わる、鬼の耳に見立てた郷土料理。正月三が日に「耳うどん」を食べると、我が家の話を悪魔に聞かれないので、その年は無事息災で過ごせるというもの。都合の悪いものは食べてしまえという処世術は、なかなか大胆。
写真提供:栃木県
また、耳を食べてしまえば、悪口が聞こえぬから近所との交際が円満にゆくなどの言い伝えがあるそうです。もちもちとおいしい上に、人間関係もうまくいく(?)、一石二鳥な地元グルメです。
■参照記事
耳うどん 野村屋本店
【SANO-PR-TV】佐野市のおすすめ!第4回・佐野市のグルメ/SANOPRTV
今回は、栃木県のご当地グルメの一部をご紹介しました。ご当地グルメには、各地の名産や文化が詰まっています。ぜひ、旅の思い出に味わってください。まだ出かけるのが不安というあなたは、通販で取り寄せできるお店もありますから、ご自宅で楽しむのも良いかもしれませんね。
注意:2020年10月現在の情報になりますので、店内での飲食ほか詳細につきましては、直接店舗へお問い合わせください。