最近ではスマホが普及していつどんな時でも気軽に写真が撮れるようになりましたね。写真撮影がお手軽になった分、「もっと上手く撮りたい!」と考えている人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、プロのフォトグラファーが動画で公開している写真撮影の実践テクニック9つをご紹介したいと思います。きっと今までよりも最高にキレイな写真を撮ることができるようになりますのでぜひ参考にしてみてくださいね!
テクニック1:三分割法を取り入れる
三分割法とは縦と横2本の線で画面を9等分にし、線と線が交わる箇所に撮りたいものを配置する方法です。このように三分割法を取り入れると写真全体のバランスが取れ、キレイな写真が撮れるようになります。
カメラの「グリッド」という機能を使えば撮影画面内に三分割法用に線が現れますので、ぜひ試してみてくださいね。
テクニック2:ラインのある構図を取り入れる

脳は動きのある画像に興味を引かれますので、撮影したい! と思ったものがあればその背景に流れるライン(線)のある構図にしましょう。例にある写真のような奥行きがあるラインを取り入れれば立体的で広がりのある写真になります。
テクニック3:斜めの構図を取り入れる
テクニック2でラインのある構図を取り入れると書きましたが、その中でも斜めに伸びる構図には見る人の視線を捉え、大きな躍動感を生み出します。
テクニック4:フレーム(枠)を取り入れる

窓や扉のようなフレーム(枠)のあるものを写真の中に取り入れましょう。そうすることで写真全体の中でフレームの中と外とでメリハリが出ます。
テクニック5:撮影対象と背景のコントラストを見つける

写真で撮りたい対象のものと反対の色を背景にできないか意識してみましょう。写真の中にコントラストを作ることで、より強弱が際立った美しい写真を撮ることができます。
テクニック6:撮影対象にできる限り近づいてみる

撮影したいものに近づけば近づくほど、その写真の中に占める対象のインパクトが強くなります。
テクニック7:利き目を写真の中央に寄せる

撮影したい人物の利き目を写真の中央に寄せて撮影するとバランスが良いキレイな写真を撮ることができます。
テクニック8:パターン化されたものを取り入れる

人間はパターン化されたものを見ると美しいと思います。なので色や形などが同じようなものを一枚の写真で撮るとキレイな写真が撮れるようになるのです。
ただし! さらに効果的な撮影方法はそのパターン化から”外れた時”だと覚えておいてください。
テクニック9:左右対象の構図で撮影する

真ん中を基準にして左右対象の構図で撮影することもキレイな写真のポイントです。手軽に実践できて写真が見やすくなりますので合わせて使いたいテクニックの一つです。

いかがでしたでしょうか。私たちが写真を撮る際に思わずやってしまうことが“ただ撮りたいものを中心に写して撮る”ということ。そうではなく、撮りたいものとその背景の位置とのバランスが美しい写真の在り方を決めているんですね。
今回ご紹介したテクニック、9つもありますのでいきなり全て実践するのは難しいと思います。
まずはどれか一つだけでも実践して自分のものにしていくことから始めてみてくださいね!
【9 Photo Composition Tips (feat. Steve McCurry)/cooph】
[CAPTURE by FUTA]