京都の街中なのに大きな露天風呂があるホテルに泊まってみた【ロイヤルツインホテル京都八条口】

京都らしさを感じる竹林をイメージした和のエッセンス

2020年2月に開業した「ロイヤルツインホテル京都八条口」。“ツイン”の名前が示すとおり、「みやび」と「かぐや」の2つの棟からなっていて、竹林を思わせるアプローチを抜けてフロントへ。

ソファやクッションがゆったり配されたロビーには、天の川をイメージさせる照明が散りばめられ、ちょっとまどろんだり、ひと息ついたりするのにぴったり。京都駅から徒歩2分という距離なのに、街の喧騒が嘘のように、ゆったりとした空気に包まれています。

かぐや姫が現れそうな現代風竹林の心地良さ

チェックインを済ませて客室へ向かう途中に見つけたのが、竹林を現代風にとらえたレストラン「ハーモニー」。淡い黄色や緑のボトルが無数に並び、柱や椅子なども竹のようなデザインがなんとも美しいこと！

このレストランで朝食や夕食をとれるのですが、12時～17時までは宿泊者専用ラウンジとして使うことができ、コーヒーや紅茶、ココア、京都らしく抹茶ラテなどと、フリードリンクを楽しめます。17時以降も23時までは、テイクアウトでフリードリンクを楽しめるので使い勝手抜群！

しかも、こんな中庭風のテラス席まで用意されて、京都の街中ということを忘れてしまいそう。

客室にもワンポイントの和のあしらい

宿泊した客室は「かぐや」のダブルルーム。オフホワイトと木肌を生かしたナチュラルな雰囲気で、広さは約15平方メートル。ヘッドボードの壁面には、ここにも和のエッセンスを感じる竹のあしらいが。

コンパクトながらソファやテーブルなども配され、切り返しのフロアになっているので、靴を脱いでゆったりすることもできます。

もちろん、シャワーに加えてバスタブも備わっていますが、そこは大浴場へ！露天風呂もある大浴場は、いったいどんな雰囲気なのでしょう。

行燈の灯りと竹が織りなす露天風呂で京都に浸る

1階にある大浴場へ行く途中のエレベーターホールの照明や石畳みの廊下、坪庭のような休憩スペースなど、館内の和の雰囲気に心をくすぐられながら大浴場へ。

京都中心部で大浴場を備えているホテルは多々ありますが、露天風呂があるとなると、その希少価値は絶大！

黒御影石のかまちに青い十和田石を思わせるきれいな湯船に身体を沈めれば、京都観光で疲れた全身がじんわりと癒やされていきます。

この内湯の先にあるのが露天風呂。街中ということもあり、景色を望むことはできませんが、行燈の灯りと相まって、庭園の植栽に包まれた露天風呂が心地良いこと。

温泉ではないのですが、京都らしい和の雰囲気の中で温泉気分を味わいながら長湯を楽しむこともできます。男性用にはサウナ、女性用には岩盤浴も併設されています。

お風呂上がりには、ラウンジでのフリードリンクをお忘れなく！新しく機能的なホテルということにプラスされた和の雰囲気を感じる、京都らしさを垣間見るホテルは、Go Toトラベルキャンペーンを使えばバリュー価格で宿泊できますよ。

※2020年10月現在、新型コロナウイルス感染症対策のためサービス体制や料理提供方法などが通常と異なることがあります

［All Photos by (C)tawawa］

PROFILE

わたなべ たい

TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き！ 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
https://taijin.mystrikingly.com

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き！ 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
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