よく見かけるマナー違反TOP3 その1「渡し箸」
渡し箸とは、お茶碗やお椀などの食器の上にお箸を乗せること。箸先がテーブルに直接触れるのを避けるためでもありますが、マナー的には箸置きをきちんと使うのが正解です。
家庭では、箸置きを使うことも少ないかもしれません。そのためマナー違反の意識がなく、渡し箸をしてしまっている人もいるのではないでしょうか。箸置きがないときは、豆皿や小皿を手前に置いて、箸置きのようにして使うと、スマートに見えますよ。
よく見かけるマナー違反TOP3 その2「込み箸」
込み箸とは、あまり耳にしないかもしれませんが、お箸で食べ物を口の中に押し込むことです。からあげやエビフライなど、一口では入りきらない食べ物でしてしまうことが多いようです。口の大きさと食べ物の大きさを考えて、切り分けたり、噛みちぎったりしていただきましょう。
よく見かけるマナー違反TOP3 その3「持ち箸」
持ち箸とは、お箸を持ったまま、同じ手で食器を持つことを指します。お箸が右手なら、食器は左手というふうに、食器を持つときは、お箸と反対の手で持つようにしましょう。
まだまだある!お箸マナー
このほか、お椀の中の具を箸で探す「探り箸」、箸先で食べ物を突き刺す「突き箸」、箸についたものをなめて取る「なぶり箸」などにも注意しましょう。
やはり基本は、一緒に食事をしている人の目に不快に映らないかという点です。鏡と向かいあって食事をしてみると、自分のマナーを客観的に見ることができますよ。知っておくと何かと心強いお箸のマナー。今一度、再確認しておきたいものですね。
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