【ソチ五輪】全米騒然!選手よりゴージャスな「フィギュアスケート解説者」

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Feb 20th, 2014

現在ソチ・オリンピックが開催中です。アメリカでは全米放送NBCにてオンエアしていますが、フィギュアスケートの解説者ジョニー・ウィアー(Johnny Weir)さん(元男子シングル フィギュアスケーター)に注目が集まっています。

このジョニーさん、一緒に解説しているタラ・リピンスキーさん(長野オリンピック女子シングル金メダリスト)の印象が薄れるほどの濃い存在感。何に注目が集まっているかといえば、彼のファッション!

フィギュアの競技よりも、むしろ今日のジョニーさん見たさにチャンネルを合わせている人が大勢いるほど。
オリンピック会場というより、ジョニーさんのファッションを披露する会場となっているソチなのです。

【ソチ五輪】全米騒然!選手よりゴージャスな「フィギュアスケート解説者」
(Screencap from the NBC livestream.)

この日のジョニーさん(写真右)は、ゴージャスなラメラメのジャケット。目も眩むほどです。

【ソチ五輪】全米騒然!選手よりゴージャスな「フィギュアスケート解説者」
(Screencap from the NBC livestream.)

鮮やかなグリーンのジャケット。ヘアバンドとネックレスもグリーン系でコーディネート。

【ソチ五輪】全米騒然!選手よりゴージャスな「フィギュアスケート解説者」
(Screencap from the NBC livestream.)

超上級者向けオペラピンクのジャケットを、難なく着こなしています。誰よりも目立っているのは狙い通り。

【ソチ五輪】全米騒然!選手よりゴージャスな「フィギュアスケート解説者」
(Screencap from the NBC livestream.)

白のコーディネートで清楚に。パールのネックレスがゴージャスです。赤のリップで引き締めて。

ファッションセンスに自信を持っているこの二人は、「ファッション・ポリス」と名乗り、各スケーターの衣装まで批評しています。

フィギュアスケートが行われる間、毎日違うお召し物と思われますが、ソチまで持ってきた荷物は、どれくらいなのでしょうか?NBC Todayのインタビューによりますと、ジョニーさんとタラさん二人のお荷物はこの通り。

・8個のスーツケース(うち3個はジョニーさん、3個はタラさん。残り2個は?)
・22足の靴
・約5キロのジュエリー
・25着のブレザージャケット
・4着のファーコート(全てジョニーさんの私物)
・6着のレザーパンツほか

すごいですね・・・。

ジョニーさんはもちろん競技者の解説もしており、全体的に選手に好意的で優しいコメントです。褒めるのが上手い解説者だと定評です。元々は2006、2008年のオリンピックに2回出場した名スケーター。日本のファンも多いようです。

【ソチ五輪】全米騒然!選手よりゴージャスな「フィギュアスケート解説者」
©Johnny Weir

今回のソチで男子金メダルを勝ち取った羽生結弦選手。彼のフリープログラムの衣装デザイナーは、実はジョニーさんでした。ちなみに、羽生選手がメダルを勝ち取った時にはこのようにコメントしています。

“Yuzuru Hanyu is wearing a costume I designed. And he won. Pretty cool.”

「羽生結弦は僕がデザインした衣装を着ているんだ。そして彼は勝った。超カッコいいよ。」

【ソチ五輪】全米騒然!選手よりゴージャスな「フィギュアスケート解説者」
© 2014 Organizing Committee of the XXII Olympic Winter Games and XI Paralympic Winter Games of 2014 in Sochi

今までご紹介してきた彼のファッションセンスや、デザイナーとしての才能からもお気づきかもしれませんが、ジョニーさんは同性愛者ということもカミングアウトしています。
2011年に、ハンサムな男性の方と結婚し、幸せな結婚生活をおくっているそうです。

【ソチ五輪】全米騒然!選手よりゴージャスな「フィギュアスケート解説者」
©Binky’s Johnny Weir Blog

同性愛者への偏見が強いロシアで、ごく自然に自分の個性を発揮なさっているジョニーさん。さて、ロシアにどんな新風をもたらしたのでしょうか?
アメリカ国民は、ジョニーさんの動向が気になってしかたがないのです。

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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