夏にやりたいことのひとつに、バーベキューがありますね。たっぷりの太陽を浴びて、アウトドアで楽しむバーベキューは最高。
多くのアメリカ人にとって、夏=バーベキュー。バーベキューのない夏なんて考えられません。公共の公園、ビーチなどでも無料で使用出来るバーベキュースポットがあるほどです。
みんなでワイワイやるのは楽しいけれど、それぞれのスケジュールを調整するのが大変。でもふたりなら、思いついた時にバーベキューが出来ますよ。
自宅の庭や郊外で、大好きな人と、しっとりとバーベキューもオツなもの。そこで、ふたりバーベキューを大推薦します!バーベキュー奉行は男性にお願いしたいところです。
今回はNY自宅の裏庭で、ふたりバーベキューをした様子です。
まず、バーベキューコンロに炭を入れて、液体燃料を注ぎます。
1. 骨付きチキンはざっと水で洗い、手羽中と手羽先を切り分ける。間接の間にある軟骨部分が切りやすい。キッチンハサミを使うとラク。
2. 味がしみ込むように、フォークで突き刺し、穴をあけておく。
3.醤油、胡麻油、ラー油、生姜のすりおろし、にんにくのすりおろし適宜をビニール袋(出来ればジップロックのように、水分が漏れないもの)に入れ、上から手で揉んで、一晩置く。味付けについては、お好みでアレンジして下さい。生姜やにんにくはチューブのものでOK。
4.一晩置いて下味がしみたチキンを、バーベキューグリルでこんがり焼きましょう。最高に美味しいですよ!
野菜も忘れずに。カットした野菜にオリーブオイルや、バターを落として、ホイルで包んで焼くだけ。野菜の甘味が強くなります。お好みの野菜でどうぞ。
海鮮と豚肉も美味しいです!
この時は、海老、帆立貝、味噌味のバーベキュー・ポーク、野菜を。味噌味のバーベキュー・ポークは焦げやすいので、要注意。
焼け過ぎないよう注意しながら、こんがり焦げ目がついたら、出来上がり〜!
バーベキューでお薦めしたいのが、味噌味のバーベキュー・ポーク。ホクホク柔らかく、しっかり味がしみていて、ビールがススム君。
1.骨付きの豚肉(骨付きでなくてもOK)は、筋を切る。味がしみ、焼いても固くならないように、フォークで突き刺し、穴をあけておくのがポイント。
3.醤油、味噌、砂糖、生姜のすりおろし適宜で味付け、3-4時間ほど置く。味付けについては、お好みでアレンジして下さい。
4.ポークはチキンより短時間で下味がしみるので、バーベキューの即戦力になるのがGood。バーベキューグリルでこんがり焼きましょう。焦げ目も良い感じで、味噌味がたまりません。
帆立貝の蓋が開いたら、バター+醤油を。大きかったので(NYの帆立は巨大)、一口サイズに切りました。
丸ごと焼いた茄子は、肉の合間に。醤油と鰹節をかけて、さっぱりと。
マッシュルームと葱のホイル焼き。バターと醤油を落として。野菜は、あるもので良いのです。
また別の日には、秋刀魚にトライ。NYCの日系食料品店で、秋刀魚を2匹2.99ドルで発見!早速バーベキューです。
はまぐり(NYのものは大きい)、アスパラ、さつま芋と一緒に。もはや、秋の献立?
蓋の出来るタイプのものであれば、煙もそれほど気になりません。こんがり美味しく焼けました。もちろん、大根おろしを添えて戴きます。魚介ではししゃもなどはすぐ焼けますので、良いですよ。さつまいものホイル焼きはマスト。時間はかかりますが、甘味が凝縮して、スイートポテトのようです。美味しいデザートになりますよ。
ふたりでのんびりバーベキュー。冷えたシャンパンで乾杯。のんびり大人の夏休み。
ビールを片手に、ご馳走が焼けるのを待つひとときは楽しいもの。網を掃除する以外は、後片付けも簡単。皿や箸、カップは使い捨てのものにすると、さらにラクチン。
何か特別な日でなくても、アウトドアの気持ちの良い日には、ふたりバーベキュー、やってみませんか?会話もいつもとは違うものになるかもしれませんよ。
[All Photo by Sara Aoyama]