ニューヨーク ローワーイーストサイドはユダヤ移民が多く居住したエリアで、今でもユダヤ系の飲食店が多く残っています。このエリアのランドマークといえば、NY最古のデリ、カッツ・デリカテッセン。タイムスリップしたようなレトロな外観が、目を惹きます。
©Hideyuki Tatebayashi
ほとんどの人が、同じものをオーダーします。味見をさせてくれますよ。この店のシグナチャー・メニューのパストラミ・サンドイッチ 18.45ドル（税別 2014年8月現在）。
パストラミをかぶりつくのに手が汚れないため、パンは存在しているのです。
ホカホカのパストラミは、ジューシーで、口の中でホロホロと溶けていきます。ビールとの相性がGood。丸ごとの胡瓜のピクルス３本がセットでついてきます。古漬けのサワー、浅漬けのスイートから選べます。さっぱりしている浅漬けが食べやすいですよ。
よほどの大食漢でない限り、一人で食べきるのは無理なので、二人でシェアすることをおススメします。
店内の雰囲気は、1888年の創業当時から、あまり変わっていないのではないでしょうか。
店の入り口でチケットを貰い、店内で飲食（もしくは持ち帰り）をして、出口で精算するという独特のシステム。支払額は、注文の時にチケットに記入してくれます。
チケットをなくすと罰金を払わされるそうなので、要注意。一人一人に渡されますので、買わなかった人も出口で返却しましょう。
©Hideyuki Tatebayashi
この店は、NYのガイドブックに必ず載っている有名店ですが、アメリカの大衆食堂的にガヤガヤしています。カウンターで受け取るセルフサービスと、テーブルでオーダーする席は異なりますので、確認して座りましょう。
©Hideyuki Tatebayashi
メグ・ライアン主演の映画「恋人たちの予感」に登場。
店のオーナーと、映画の出演者
映画の主人公気分を味わいたい方は、「この席だよ！」のサインがありますので、座ってみることもできます。先客がいることが多いですが、運が良ければ座れますよ。
©Hideyuki Tatebayashi
持ち帰りも出来ます。正直店内は落ち着かないので、ゆっくり食べたい方は「To Go（持ち帰り）」に。日本では食べられないボリュームと肉質なので、一度は食べてほしいと思います。
©Hideyuki Tatebayashi
住所 205 East Houston Street (corner of Ludlow St)New York City, 10002
電話 (212) 254-2246
営業時間
Monday – Wednesday: 8:00am – 10:45 pm
Thursday: 8:00am-2:45am
Friday: 8:00am – Open all night!
Saturday: Open all day!
Sunday: Open until 10:45pm
*Take-out only for the last 15 minutes every night
PROFILE
sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
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