寿司や刺身を筆頭に、魚介類を食べることの多い私たち日本人。ですが、世界には日本を凌ぐ「魚消費大国」がありました。
予想外のランキングを旅の口コミサイト「トリップアドバイザー」のインフォグラフィクス『世界の魚介消費量』よりお伝えするとともに、各国の代表的な魚料理をご紹介します。
シーフード好きな国ベスト5を見てみましょう。
※ランキングには、国名と1人当たりの1日の消費量を記しています。
第1位 モルディブ/381g
堂々の1位に輝いたのは、インド洋に浮かぶ約1200もの島々からなるモルディブ。漁業が盛んな同国では、古くから魚介類をタンパク源としているようです。魚のなかでも、マグロやカツオを食べることが多いそうですよ。
モルディブの魚料理:マスフニ
ツナの薫製フレークと玉ネギ、ココナッツの実をすりおろしたもの、レモン汁を混ぜ合わせて塩で味付けした朝食メニュー。ロシと呼ばれる平たいパンと一緒にいただきます。
※イメージ(玉ネギ、すりおろしたココナッツなどがここに加わる)
第2位 アイスランド/242g
北大西洋に浮かぶアイスランド。タラやカレイ、ニシン、海老などが好まれるようで、薫製や干物にして食べることも。新鮮な魚介類は、お刺身やカルパッチョにしても、さっと炙って食べても最高です。
アイスランドの魚料理:ハウカール
サメを発酵させた伝統的な保存食。ニオイがキツいことで有名です。
第3位 キリバス/198g
ハワイからほど近い太平洋の島国「キリバス」。漁業を主要産業とする、人口10万人ほどの小さな国です。
キリバスの魚料理:???
第4位 ポルトガル/167g
隣国スペインと同様、魚介類をふんだんに使った地中海料理が有名です。タラ、イワシ、スズキ、タコ、イカ、メカジキ、エビに牡蠣にムール貝など、さまざまな海の幸を使った料理が味わえます。
ポルトガルの魚料理:イワシの塩焼き
ポルトガル人はイワシが大好き! イワシをグリルしたものにオリーブオイルと塩、レモンを絞っていただくのが、ポルトガルスタイル。付け合わせには、茹でたジャガイモを。
第5位 セイシェル/157g
モルディブと同じく、インド洋に浮かぶ人口9万人弱の島国。漁業はとりわけマグロ漁が盛んです。マグロやタイのような味わいの「レッド・スナッパー」を始め、イカやタコを食べることも多いそう。
セイシェルの魚料理:クレオール風ツナステーキ
マグロの切り身をガーリックパターで焼いたステーキに、トマトベースのスパイシーなクレオールソースをかけていただきます。
5位中、4位が島国という結果に。同じく海洋国家の日本は6位にランクインしています。エキゾチックなシーフード料理を求めて、上記の国々へ旅してみるのも楽しそう!
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