マウイ。渓谷の島、ハネムーナーの島、世界有数のパワースポット・・・様々な呼び名をもつこの島は、米旅行雑誌『コンデナスト・トラベラー』にて20年近くも「ベスト・アイランド」に選ばれ続けています。
米国人に愛され続けるマウイ島。しかし日本人にとってはまだまだ、オアフ島やハワイ島ほどよく知られていません。マウイのもつ魅力と秘密を探ってみました。
緑と渓谷の深い癒し
マウイの緑は、川や滝の流れとあいまって、このうえなく豊かな風景を魅せてくれます。
階段状の池に滝が流れ込むオへオの池。
“3匹のクマ”と呼ばれる、三筋の滝。
17の滝がつたう“涙の壁” 。
岩がそびえ立つ秘境、イアオ渓谷。
太古のジャングルを想わせる不思議な木、バニヤン・ツリー。
歴史深い町ラハイナには、高さ18mを超える米国最大のバニヤン・ツリーも。12本の幹がくねくねと伸びた木陰は、2,700㎡近くにもなるそう。アートイベントやマーケットなども開催される、人気スポットです。
別世界で感じる大地の力
ハワイ語で「太陽の家」の意味をもつハレアカラの山頂では、雲海の中でくつろぐ、美しい太陽の姿を見ることができます。
空と大地の大きさを感じる夕暮れ。
染め上げられた色に目が奪われる日の出。
火山特有の荒野には、クレーターも残っています。こうした異空間が、輝く砂浜や豊かな森と共存しているところも、マウイの魅力といえます。
陸海空すべてを楽しむ
渓谷やハレアカラをめぐるヘリコプターツアーもありますが、海沿いを走るドライブも旅の醍醐味。のどかな町ハナへの道は、600のカーブと54の橋があるエキサイティングなハイウェイで、ジャングルや滝などたくさんの見どころを回れます。
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ウミガメやザトウクジラと出会い、ビッグウェーブを満喫・・・海の楽しみも存分に味わえます。
もちろん、エメラルドグリーンのビーチも。金色の砂浜が広がる島最大級のマケナ・ビーチは、穏やかな時間を約束してくれます。にぎやかな町から離れていて、風からも守られた地形。ひと休みに最適な木陰もありますよ。
成田発マウイ島までの航空券は、片道7万円から(燃油:諸税別途、乗り継ぎ便利用)。ひと味違うハワイに出会える、ネイバーアイランドです。
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