日本にいると、緑鮮やかな山に親しみを感じますが、山の姿は国によって様々です。Daily Mailで話題になっているアイスランドのFjallabak Nature Reserveと呼ばれる山脈は、上から見るとまさにグラデーションの世界。「誰かが描いたんじゃないの?」と目を疑ってしまいたくなる光景です。
写真撮影を行った、Andro Loria氏の職業は科学者。そんなLoria氏は、この写真を撮影しながら、「私は月の上を渡り歩いているのかも・・」と感じたそうです。
まるで計画的に作られたかのように、部分によって異なる色が放たれています。自然の力を感じさせる配色ですね。
少し視点を変えて写真を眺めてみると、山の凸凹さえも芸術的!山の凸凹が鼻で・・・人の顔にも見えてきます。
こんな雄大な景色を眺めていると、日々抱えている悩みが本当にちっぽけに思えます。果てしないパワーを持つ自然が、私たちを力強く、そして優しく包んでくれている・・そんな気持ちにさせられます。
Loria氏はグループで登山を楽しんだそうですが、「あまりの美しさに、皆が写真撮影をやめないからペースを落とすしかなかったわ」と話しています。この景色を見ると、納得してしまいますね。
自然の力が生み出す、グラデーションの世界。その美しさにハッとさせられるのはもちろんの事、「我々はこんなにもダイナミックな大陸の上で生きているのだな」、そんな事を改めて実感させてくれる写真の数々。
悩みがありすぎて煮詰まった時、ふと思い出したい、そんな絶景です。
[All photo by daily mail]