【絶景】ダイヤモンドで美しくドレスアップする富士山3選

Posted by: 今井明子

掲載日: Dec 19th, 2014

ダイヤモンドで美しくドレスアップする富士山3選

「ダイヤモンド富士」をご存知ですか?

ちょうど富士山の山頂の真ん中と、日の出か日没の太陽が重なる貴重な現象で、この写真を撮ろうと、多くのカメラマンがビュースポットにやってきます。今回は、特にメジャーなダイヤモンド富士のビュースポットを3か所ご紹介します。

ミシュラン三つ星のダイヤモンド富士

東京都八王子市にある高尾山は、毎年12月17日~26日の日没時に山頂の展望台からダイヤモンド富士が見られます。

冬至の頃の短い間に見えるとあって、この時期、関東地方のニュースでは必ず報道される風物詩です。
日没は16:00~16:30頃で、高尾山のケーブルカーは、ダイヤモンド富士の見える時期に合わせて、延長運転をしています。

ほんの短い期間にしか見られないので、晴れてほしいものですね。

海とダイヤモンド富士とのコラボレーション

気候のよい時期に見られるダイヤモンド富士といえば、湘南エリアです。
4月頃と9月頃の年2回、日没時に見られます。
ビュースポットも、逗子市、葉山町、茅ケ崎市などたくさんあります。

湘南エリアの魅力は、相模湾越しのダイヤモンド富士が見られるということ。
ダイナミックな風景ですし、海の風も心地よさそうです。

雄大さはピカイチのダイヤモンド富士

ダイヤモンド富士のメッカといえば、山中湖です。
富士山から近いこともあり、迫力たっぷりのダイヤモンド富士を楽しめます。

見られる時期は、10月中旬から2月末までの日没時。
特におすすめなのは、天気が晴れやすい1月以降です。真冬の標高約1000mの場所に行くのですから、防寒対策はかなりしっかりと行う必要があります。

風がなく湖面がフラットな状態だと、ビュースポットによっては、湖面に映るダイヤモンド富士、通称「ダブルダイヤモンド富士」が見られるかもしれません。見られたら、なんだか寿命が延びそうですね!

ほかにも、ダイヤモンド富士が見られる場所はたくさんあります。エリアによって見られる季節は違いますし、日没ではなく、日の出のときに見られるところもあります。

いろいろなダイヤモンド富士を探しに、出かけてみるのも面白そうです。

[Photo by Shutterstock.com]

PROFILE

今井明子

Akiko Imai ライター・気象予報士

「団子より花」をモットーに、グルメよりは生き物や絶景を求めて旅するフリーライター。普段は医療系記事・育児&教育系記事・子ども向け科学本などを執筆する傍ら、気象予報士としてお天気教室の講師も務める。共著書に『気象の図鑑 (まなびのずかん)』(技術評論社)がある。

「団子より花」をモットーに、グルメよりは生き物や絶景を求めて旅するフリーライター。普段は医療系記事・育児&教育系記事・子ども向け科学本などを執筆する傍ら、気象予報士としてお天気教室の講師も務める。共著書に『気象の図鑑 (まなびのずかん)』(技術評論社)がある。

SHARE

  • Facebook