さむーい冬を乗り越えるために、お風呂でゆっくり温まりましょう。どこでも手に入る「あの」食材を使った、ちょっと楽しい変わりダネお風呂を紹介します。美容と健康にも効果がある、嬉しい効能付き!
りんご風呂
りんごの名産地・青森には南田温泉があります。なんとそこには「りんご風呂」なるものが存在しているのです。
湯船には真っ赤なりんごがぷかぷか。りんごに含まれるリンゴ酸には保湿効果があり、化粧品やボディクリームにも利用されています。さらに、血行促進作用のあるリノール酸で、冷え改善にも期待が持てそう。乾燥が気になる寒い季節にはうってつけのお風呂ですね。お風呂場いっぱいに広がるりんごの香りで、心も癒されますよ。
海藻風呂
海苔、わかめ、昆布。海藻と言えば日本の伝統食ですよね。そんな海藻をついにお風呂に入れてしまった・・・?
実はこのお風呂、日本ではなく、アイルランドで古くから親しまれている「Seaweed bath」というものなんです。
日本と同じく、周囲を海で囲まれているアイルランド。漁業を生業とする人も多く、漁で冷えた体を温めるために海藻を湯船に入れたことが始まりだと言われています。
こんな商品も。お風呂に入れると、乾燥わかめの要領で何倍にも膨らみます。
ミネラルが豊富で独特のぬめりがある海藻には、保湿、疲労回復、デトックスなどの効果があるそうです。
春菊風呂
お鍋におひたしにと、春菊は冬の食卓に欠かせませんね。漢方の世界では、風邪薬として利用されてきた実力派野菜です。春菊はカロテンやビタミンなどを豊富に含んでおり、健康や美容の心強い味方。優れた抗酸化作用を発揮して、お肌の老化防止にも役立ってくれますよ。
そしてもっとも特徴的なのはあの風味。お風呂にいれると、いかにも「効きそう」な香りがします。実はこの香りこそが春菊風呂の効能。春菊には13種類ものにおい成分があり、これらが自律神経を刺激して胃腸の働きを活発にしてくれます。天日干しにした春菊をお風呂の中でやさしく揉みほぐしてみてください。ふわっと広がる香りをお楽しみあれ!
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