もっと自分の時間がほしい・・・週に一回、いえ一日一回はそう思う人も多いのではないでしょうか。
趣味の時間、旅に出る時間、自分と向き合う時間。
人生に潤いをもたらすそんなひとときを生み出すには、社会人たるものやはり仕事をどうにかせねばなりません。
いろんな仕事術、時短術があるけれど、常々思うのです。
大事なのは、時間と気持ちを滞らせるものを排除することではないかと。
迷わない、悩まない、途方に暮れない! そうなりそうな要素を徹底的に省く、7つのコツをお伝えします。
1 “期日”や“重要度”よりも“気の重さ”でタスクを優先
気が重い案件を先に片付けることで、驚くほどその後の仕事がはかどります。タスクリストの数が多いとそれだけでパニックになる人は、重要度が低くてもすぐに片付く案件を優先し、まずタスクの数を減らしてしまいましょう。
2 何でも手帳に書いて“忘れる”こと
やらなきゃいけないことが頭の中にいっぱいつまっていれば気になって当たり前。予定やタスクは手帳(もちろんスマホでも)に書いて、やる直前まで忘れてOKです! 次やることは手帳が教えてくれます。
3 返事に迷うメールは後回し!
返事に迷うメールにいつまでもつきあう必要はありません。とりあえず「見ましたよ」とだけ返信して、「予定を調整」「上司に相談」「後ほどじっくり内容確認」など理由をつけて後回しにしましょう。
4 仕事を瞬時に人月計算
間に合うかどうか不安・・・その焦りが集中力を低下させます。新人のうちは難しいかもしれませんが、作業時間を常に意識すれば、次第にわかるようになります。半日あれば大丈夫だな、と判断できれば、1日前まで手つかずでも焦らず今の仕事に集中できるはず。
5 初めての案件や手強い相手はゲーム感覚で
経験したことのない案件や、コミュニケーションがとりにくい相手との仕事は、悩んだりへこんだりして当たり前。「うまくこなす」ことはやめて、「やるだけやってダメなら次に活かす」くらいの気持ちで、自分をゲームのプレイヤーとして動かしましょう。
6 どうしてもやる気が湧かないときは単純作業!
あります。どうしても気が乗らないとき。思い切って有給休暇をとるのもよいですが、それもできない状況なら頭を使わない単純作業の仕事で心身のエンジンを温めましょう。
7 集中力が落ちたと思ったらとりあえず立つ
ちょっと疲れてきたな、と思ったら用がなくても席を立ちましょう。ランチに行くもよし、同僚と立ち話するもよし、コンビニで飲み物を買うもよし。固まった体を動かして、心の視野を広げてみて。
最期におまけの荒療治
どうしてもイヤな仕事のせいで全体の効率が落ちるとき。そんなとき「大変だから」と仕事を減らしてはダメです。あえてもっと忙しくしてみましょう。「イヤな仕事なんて全体のほんの数%、忙しくていちいち関わってる暇なんてない!」くらいの方が、気持ちを左右されずに済むというものです。
時間も気持ちも流れゆくもの。ようはめぐりをよくすることで仕事も効率化されると思うのです。
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