「おとなはみんな、だれしも、かつてこどもだった。それを覚えているのは、ほんのひと握りだけ。」(訳:小坂井真美)
これは「星の王子さま」の冒頭にでてくる言葉。そう、私たちはみんなかつては子供でした。子供の頃は、特別なことがない日でも毎日がワクワク、夢と希望で溢れていませんでしたか?
ですが、知らず知らずの間に童心を忘れてしまい大人になった私たちは身の回りの些細なことでは簡単に喜んだり感動しなくなってしまいました。童心を取り戻すことができれば、子供の頃のようなワクワク、ドキドキ楽しく幸せな毎日が過ごせるのではないでしょうか。
退屈な日常を抜け出し、毎日を楽しさや希望で溢れる日々にするための15のアイディアをお伝えします。
1.子供の頃好きだったことをしてみる
子供のころ得意だったこと、好きだったことは何ですか? 大人になった今してみると、思わぬひらめきを得たり、忘れかけていた大切なことを思い出せるかもしれません。
2.創造する
絵を描く、プラモデルを作る、DIYする・・・何かを自らの手で作る時、人はワクワクします。そして完成した時の達成感、充実感も格別です!
3.今この瞬間を生きる
子供は過ぎ去ったことをくよくよと悩んだり、遠い未来のことを心配しません。常に今、この瞬間を生きているのです。「未来」を作っているのは「今」。目の前にある事に全力で取り組み、この瞬間を精一杯生きることは、きっとより良い未来にもつながるはずです。
4.新しいことを学ぶ
人間は学ぶことに喜びを感じる生き物。昨日よりもひとつ賢い今日の自分。自分を高めるためにも、毎日ひとつでもいいので何か新しいことを学ぶ習慣をつけたいですね。
5.音楽に身をまかせる
音楽を聞くと、リズムに自然とのる体。いつも感覚に正直な子供は、感じたままに体を動かします。楽しそうに笑顔でリズムにのる人は、とても明るく魅力的に見えませんか?あまり周りの目を気にしすぎず、楽しさを全身で表現しましょう。
6.笑う
「笑う門には福来たる」
子供のように屈託のない笑顔は、自分だけではなく周囲の雰囲気までも一瞬にして変えるもの。楽しい時、うれしい時は思いっきり、心の底から笑いましょう。
7.喜びをシェアする
子供はうれしいことがあれば、ニコニコしながら「こんなことがあったよ」とすぐに周囲の人に話します。幸せは人にもうつるのです。自分の喜びを人と分かち合い、他人の幸せを一緒に喜びましょう。
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8.何事にも好奇心を持つ
「どうして?」「これは何?」好奇心の塊の子供。常に好奇心を持ってあらゆる方向へアンテナを広げていると、必ず新たな発見、出遭いが降ってきます。
9.欠点を受け入れる
欠点を直そうとするばかりではなく、時には受け入れてあげることも必要です。自分、そして他人の欠点を受け入れる大きな心の器を持つと心に余裕ができ、今まで日常で見落としていた、たくさんのことに気がつくかもしれません。
10.自然を感じる
青い空、お日さまの光、木々のざわめき、やさしいそよ風、花の香り・・・全身で自然を感じましょう。そうするだけで、都会の中でも一瞬、日常から開放されたような気分になり、ただ生きていることに感謝したくなるよな幸せな気持ちが心を満たしてくれます。
11.あせらない
毎日があっという間に過ぎ去ってゆく忙しい大人。そんなにあせる必要、本当にありますか?「忙しい」とは「心を亡くす」と書きます。あせって日々、見逃していることがたくさんあるかもしれません。
12.型にはまらない
「型」という概念のない、のびのびとした子供。会社を辞めて独立したり、人がしない事をすることだけが「型にはまらない生き方」ではありません。自分自身に正直に生きる、自分の人生を自分で決める、それが型にはまらないということではないでしょうか。
13.失敗を恐れない
怖いもの知らずの子供。夢を叶えるためには自分を信じる力、思い込みの力も必要です。そう、自分の限界を決めるのは自分自身なのです。
14.想像する
「あなたが想像できることはすべて現実となる」
これは画家ピカソの言葉です。夢のように幸せな時間を過ごす自分を想像してみましょう。子供のように自由な想像の力は人生を豊かにする魔法の力があります。あとは現実化に向かって一歩を踏み出すのみ。
15.勇気をだして一歩踏み出す
何事にも「最初の第一歩」があります。一歩踏み出してしまえば不安はワクワク、刺激へと変わります。さあ、勇気をだして一歩踏み出して!
退屈な日常にさようなら、幸せと希望に溢れた人生があなたを待っています!
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