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桜の季節に会話やメールで使ってみたい、風流漂う美しき「桜ことば」

ライター: 小坂井 真美
掲載日: Mar 27th, 2015. 更新日: Jan 15th, 2017

日本人が愛して止まない花、桜。そんな桜やお花見に関する言葉を、昔の日本人は実に優雅で風流な言葉で表しました。

日常でも使える「桜」にまつわる美しい言葉を13個お伝えします。


桜吹雪

私たちにとって馴染みのある「桜吹雪」という言葉。文字通り、桜が吹雪きのように宙に舞う様子を表します。乱れんばかりに咲き誇る桜の花が、風に吹かれて吹雪のごとく散りゆく姿。儚くも美しい、桜が最も美しい瞬間。それが「桜吹雪」ではないでしょうか。

桜狩り



お花見に行くこと、美しい桜を求めて訪ね歩くことを「桜狩り」と言います。「お花見に行こう」よりも「桜狩りに行こう」と誘ってもらえる方が、なんだかよりワクワクした気分になりませんか?

花冷え



桜が咲く季節に、一時的に寒くなることのこと。桜が咲いてようやく暖かくなってきたと思ったら、急に冷え込み肌寒く感じることがありますよね。そんな日に「今日は花冷えですね」と、暖かい飲み物でも差し出せると素敵ですね。

零れ桜(こぼれざくら)



「零れ桜」とは、こぼれんばかりに咲き誇る満開の桜の様子を表した言葉。枝からこぼれんばかりに花を咲かせ、はらはらと花びらを散らす桜を見て、誰かがそう呼び始めたのでしょう。

桜雨(さくらあめ)



桜が咲く頃に降る雨、桜の花に降り注ぐ雨のこと。ちょっとしたことでもすぐに散ってしまう儚い桜の花にとって雨は大敵。そんな雨でさえ「桜雨」と優雅な名づけるなんて、昔の人々は何とも風流ですね。

桜流し

桜の花びらを散らしてしまう雨や、花びらが雨に流れてゆく様子のこと。雨が降る窓の外を見て「今日は桜雨か。桜流しにならなければいいけれど・・・。」と、物思いにふけるあなたは風流人です。

花筏(はないかだ)



水面に散った桜の花びらが、風により吹き寄せられてゆく様子を「筏(いかだ)」に例えた言葉。散って水に流される花びらの様子にまで美しさを見出し名を与えた、いにしえの日本人の風流心が垣間見えるようですね。

花の浮き橋



散った桜の花びらが、花筏となり吹き寄せられ流れ着く先にあるのが「花の浮き橋」。水一面に敷きつめられた花びらの様子を浮き橋に見立てて表した、実に優美な言葉です。

花霞(はながすみ)



遠くに咲く桜の花が、霞のように白っぽく見える様子のこと。日本有数の桜名所である吉野山では見事な花霞が広がります。

桜影



水辺に咲く桜が、川や湖の水面に移る様子を「桜影」と言います。静かな水鏡に映る桜も独特の雰囲気と風情がありますね。

花あかり



満開の桜の花の白さで、夜になっても木の周りがぼうっと明るく感じられること。春の夜空の下、暗闇に浮かぶ花あかりは、なんとも言えぬ幻想的な美しさです。

桜人(さくらびと)



桜を愛でている人、お花見を楽しんでいる人のこと。特に桜の名所は毎年多くの人で混雑しますが、そのような状況でも「桜人で賑わっているね」と楽しめる、粋な心を持ちたいものです。

花疲れ


(C)bluehand/Shutterstock.com

お花見に出かけたあとにでる疲れや、美しい桜に酔いしれたあとの疲れを「花疲れ」と言います。「桜人の波に揺られて花疲れした」なんて、なんとも風情がありますね。

「桜ことば」をさりげなく手紙や会話に取り入れて、風流を楽しみたいですね。

[Photo by Shutterstock.com]

小坂井 真美

小坂井 真美 ライター
クロアチアの首都ザグレブ在住。現地での色々な仕事の傍ら、フリーライターとしてクロアチアを中心とした南東欧諸国について執筆。趣味は街歩き、食べ歩き、寺歩き、そぞろ歩き。仲間、明るい太陽とおいしいごはんがあれば幸せ。人生は旅。たくさんのモノ・人・土地と出逢いをエネルギーに、日々心の赴くままに邁進中。

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