イギリスのアフターヌーンティーは貴婦人たちが開いたお茶会が発祥。紅茶の香りに包まれて、おしゃべりに社交にと、優雅な時間を過ごしたといいます。
スコーンやショートブレッド、サンドウィッチなどが並ぶ3段トレイに豪華なティーセット・・・。女性なら誰でも、見ているだけで気分が盛り上がってしまいますよね。
ロンドンに行くならぜひ立ち寄りたいアフターヌーンティーの名店を、現地ツアー提供サイトのVELTRA (ベルトラ)から3つご紹介しましょう。
初心者でもここなら安心
フォートナム・アンド・メイソンの紅茶は日本国内でも販売されており、とても親しみやすいお店。格式が高すぎるホテルはちょっとシンドイ・・・と思われる方にオススメです。
もともとアフターヌーンティーは貴族たちの息抜きとして催されていたものですから、リラックススして楽しむにこしたことはありません。とはいえ、フォートナム・アンド・メイソンも300年もの昔から王室や貴族たちから愛されてきた名店。一流ならではの最高に素晴らしいティータイムを演出してくれることでしょう。
最新アフターヌーンティーを楽しみたい方に
ロンドンの顔とも言える2階建ての赤いバスを貸し切って、キュートでポップなアフターヌーンティーはいかが？「BB Afternoon Tea Bus Tour」は、現地でも高い評価を得ているベーカリーショップのBB Bakeryが手掛けています。ケーキの美味しさも相まって、地元の人にも大人気のツアーなのだとか。ロンドンの市内を観光してお茶も楽しめるなんて、一石二鳥ですね。カワイイ内装にも注目です！
(C)BB Bakery
(C)BB Bakery
ビッグ・ベンやバッキンガム宮殿など、ロンドンの魅力をぎっしり詰め込んだコース (C)BB Bakery
やっぱり正統派でなくちゃという方に
最後にご紹介するのは5つ星ホテル「Grosvenor House」のアフターヌーンティー。
(C)Grosvenor House, A JW Marriott Hotel
王室をはじめ英国の紳士淑女たちに愛されてきたグロブナーハウスでは、気品あふれる正統派アフターヌーンティーを楽しめます。
1959年にホテルで開かれた慈善パーティーの写真。中央に写っているのはエリザベス女王。
(C)facebook/Grosvenor House, A JW Marriott Hotel
(C)facebook/Grosvenor House, A JW Marriott Hotel
常駐ピアニストの生演奏に耳を傾けながら、優雅なティータイムをどうぞ。
イギリスではジョージ王子に続き、シャーロット王女も誕生したばかり。よりいっそうの華やぎをみせるロンドンの街で、本場のアフターヌーンティーをぜひ楽しみたいものです。
PROFILE
内野 チエ ライター
Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。20歳で第1子を出産後、母・妻・会社員・学生の4役をこなしながら大学を卒業、子どもが好きすぎて保育士と幼稚園教諭の資格を取得、など、いろいろ同時進行するのが得意。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。特技はワラビ料理と燻製作り。
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