ポリエステル素材はNG!?日傘を選ぶ3つのコツ

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Jun 23rd, 2015

旅先によっては荷物になるので持参できないかもしれませんが、もはや紫外線対策として女性に日傘は必需品ですよね。とはいえ、お店に行くといろいろなタイプの商品が出回っているので、いざ購入しようと思っても迷ってしまうはずです。

夏の旅の前に再確認!上手な日傘を選ぶ3つのコツ

そこで今回は博多の傘屋さん『しばた洋傘店』の情報を基に、上手な日傘の選び方をまとめました。

1:自然素材を選ぶ

夏の旅の前に再確認!上手な日傘を選ぶ3つのコツ

最初に日傘選びで注意したいポイントは、素材です。化学繊維から天然素材までさまざまタイプがありますが、ポリエステルなどの化学繊維は繊維自体が熱を持ってしまうので、利用していると傘の下が暑くなってしまうとか・・・。

その点、木綿や麻、絹は太陽の熱を内側に蓄え繊維そのものが熱くなりにくいので、可能な限り天然素材の日傘を選びたいですね。穴開きのタイプを選ぶと通気性も出て傘の下がさらに涼しくなります。穴から漏れてくる紫外線と涼しさのバランスを見ながら、適度な通気性のある日傘を選んでみてください。

2:紫外線を通さない素材を選ぶ

夏の旅の前に再確認!上手な日傘を選ぶ3つのコツ

紫外線そのものを通しにくい素材は(1)ポリエステル(2)麻(3)木綿の順番でお勧めになるとか。ただ、上述したようにポリエステルは熱を持ってしまうので要注意。

色に関しては濃い色ほど紫外線をたくさんカットします。逆に熱に関しては薄い色ほどこもらないので、生地が二重の日傘を選び、太陽光をもろに受ける表は薄い色、裏地は地面に反射する照り返しの紫外線を考えて濃い色にすると、紫外線も熱も上手に処理できるとか。

3:洗濯できる素材を選ぶ

夏の旅の前に再確認!上手な日傘を選ぶ3つのコツ

旅の途中で利用する、あるいは普段使いするうちに日傘は汚れます。毎年買い替えてもいいのですが、お気に入りの日傘を丁寧に手入れしながら何年も大切に利用すれば、愛着もわいてきますし経済的にも負担が軽く済むはずです。

その意味で日傘は洗濯が可能な天然素材がお勧め。晴雨兼用は防はっ水をしている場合が多く洗濯もできないので、面倒でも雨用と晴れ用を分けて購入し、どちらも丁寧に使い込むといいのかもしれません。

以上、旅に連れていく日傘の選び方をまとめましたが、いかがでしたか? ちなみに日傘の洗濯方法は、衣類用の洗剤を使ってスポンジで洗い、十分に水洗いしてから開いて陰干ししておくといいそう。旅の道連れになるお気に入りの一本を見付けて、大切に使ってあげてください。

[日傘初心者のための日傘の選び方 – しばた洋傘店]
[All Photo by Shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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