ヨーロッパの北の果て、北大西洋に浮かぶアイスランド。氷河やオーロラなどの絶景も美しいアイスランドですが、首都レイキャビクのおもちゃ箱のようなかわいらしさも魅力。今回は感性を豊かにしてくれそうな街、レイキャビクをご紹介したいと思います。
絵本の世界のようなかわいい街並み
首都とはいえ、人口約12万人のレイキャビク。小さな街にはカラフルな家が立ち並び、まるでおもちゃ箱のようなかわいらしさに包まれます。
積み木を並べたようなレイキャビク中心部。
カラフルな壁に彩られた三角屋根の家々。ゆっくりと散策して、絵本の世界に迷い込んだような街を楽しみたいところ。
まるで小さな町の役場のような佇まいの国会議事堂。アルシングと呼ばれる民主議会は930年に発足され、世界最古の議会でもあるようです。
海沿いに佇むホフジハウス。普通の一軒家にも見えますが、1986年、アメリカのレーガン大統領と旧ソ連のゴルバチョフ書記長が、東西冷戦終結の契機となった会談を行った歴史的な場所。
アート感あふれる斬新なデザイン
街のランドマーク的存在のハットグリムス教会。かわいらしいレイキャビクの街並を一望できる展望台もあります。
2011年に完成した、コンサートホール&会議センター「ハルパ」。全面ガラス張りの斬新な美しいデザインに目を奪われます。
カジュアルに楽しみたいレイキャビクグルメ2選
地元のお客さんに愛され続けるレストラン、シーバロン。海辺の食堂のような雰囲気で、カジュアルにシーフードを楽しみたい人にオススメ!
名物ロブスタースープ。アイスランド名産ロブスターを使ったスープは、旨味が濃縮され絶品! ダシには昆布も使われるなど、日本人にはどこか親近感も覚えるテイスト。新鮮なホタテやサーモンの串焼きなど、シンプルに海の幸を堪能できるメニューもあります。
絶えずお客さんが並ぶという人気の、ホットドッグ店Baejarins Beztu Pylsur。クリントン元米大統領もレイキャビクを訪問した際に、こちらのホットドッグを食べたことでも有名に。
下から順にみじん切りの生玉ねぎ、フライドオニオン、ソーセージ、やや甘みのあるマヨネーズ、まろやかなマスタードがトッピング。一見シンプルなホットドックに見えますが、限りなく奥深いおいしさなんです。
ベストシーズンを迎えるレイキャビク。絵本の世界のような街並と、感性あふれるデザインを楽しむ旅はいかがでしょうか?
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