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夏のお出かけ時は要チェック!美しいけれど恐い「積乱雲」のこと

ライター: 今井明子
掲載日: Jun 26th, 2015. 更新日: Jan 18th, 2017

夏といえば・・・今こそよく知っておきたい積乱雲のこと


美しい積乱雲、その実態は・・・?


夏空を見上げると、入道雲がモクモクと立ち上がっているのを目にします。入道雲は、「坂東太郎」や「信濃太郎」などといった別名もあるほど、日本各地で親しまれている存在。真っ白で美しい雲ですが、入道雲の中でも積乱雲と呼ばれる種類の雲は気象災害の元凶です。その性質をよく知っておくと、気象災害から身を守ることにも役立ちます。

積乱雲は一体何をもたらすのか。
まず、皆さんがイメージするのは「雷」ではないでしょうか。

積乱雲は、強い上昇気流によってできたもので、雲の頂上が成層圏に達することもあるほど背の高い雲です。上空の気温は氷点下になるため、雲の中には氷の粒がたくさんあります。これがぶつかることで静電気が発生し、雷になるのです。

積乱雲の中には上昇気流があるため、雲の中で落下と上昇を繰り返すことで氷の粒は雪だるま式に大きくなっていきます。こうして直径5mm以上にまで発達した氷の粒のことを、ひょうといいます。

夏といえば・・・今こそよく知っておきたい積乱雲のこと

ときにはこんなに大きく成長するひょうも。こんなのが頭に当たったら大変です。

ちなみに、雷について皆さんが誤解しがちなことがあります。それは、「雷がピカッと光ってから、音が鳴るまでの時間が長いと、雷は遠くにある」というもの。たとえば、稲妻が走ってから音が鳴るまでに10秒かかったので、雷は10秒×音速340m=3.4㎞先にあるという計算をしたことのある人は多いのではないでしょうか。

しかし、積乱雲の水平方向の大きさは十数㎞~数十㎞あります。たとえ雷が鳴っている場所が3km先でも、頭上に積乱雲があれば、真上から雷が落ちる可能性はあるのです。

とにかく、急に空が真っ暗になり、ヒヤっとした風が吹いてきたら積乱雲が近づいてきたサイン。すぐに建物の中に避難するようにしてください。

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