コーヒーを入れようとしたら、フィルターがない・・・。そんなピンチ、ありますよね? どこかに1枚落ちていないかなと探してみたものの、やっぱりない。しかし、コンビニまで買いに出掛けるほどの意欲もない・・・。
そこで今回はそんな非常事態に役立つ、キッチンペーパーを使ったお手製フィルターの作り方を紹介します。3回折るだけで誰でも簡単にできてしまいますよ。
1:三角形に折り曲げる
キッチンペーパーをミシン目に沿ってカットしたら、対角線で折り曲げて三角形にしてください。ミシン目でカットすると、キッチンペーパーはちょうど正方形になります。そのまま向かい合った角を合わせて折り曲げればOKです。
2:三角形の底辺の両端を内側に折り曲げる
次は三角形の底辺の両端を、内側に向かって折り曲げます。その際に、ドリッパーの谷底の長さを大まかにでも把握しておくと、後でセットするときに収まりが良くなります。
3:三角形の頂点を外側に折り曲げる
最後は、三角形の頂点を外側に折り曲げます。後はペーパーフィルターのような形になったキッチンペーパーをドリッパーにセットして、通常通りコーヒー豆を入れ、お湯を注いでください。
味や香りに敏感な人は若干の違いが分かるはずですが、基本的にはペーパーフィルターとほとんど同じ味で抽出が可能です。その他に代用品も考えにくいですから、知っておいて損はないはずですよね。
次はティッシュペーパーで試してみました!
ティッシュペーパーでもかろうじて可能
万が一、キッチンペーパーまで切れていたらどうでしょうか? その場合はコーヒーをあきらめるか、缶コーヒーを買うか、観念してフィルターを買いに出掛けるか、何かアクションを起こさなければなりません。
「どれもいやだ!」という場合は、ティッシュを同じように折り曲げてコーヒーを抽出してください。試みにティッシュで抽出して飲んでみましたが、まあ普通に飲めなくもありません。
ただ、健康上何か問題があるかもしれませんので、強くお勧めできるかどうかは分かりません。
以上、ペーパーフィルターが切れたときに他で代用してコーヒーを抽出する方法を紹介しました。このような涙ぐましい努力が嫌な人は家に1つ、緊急時用にフィルターを必要としないドリップバッグタイプのコーヒーを常備しておくと安心ですね。
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