忙しい毎日から離れ、非日常感を味わう旅。友人やパートナーと過ごす旅は楽しいひと時のはずなのに、なにげない一言で相手を不機嫌にさせてしまったり、険悪な雰囲気になってしまった、ということはないでしょうか?
そこで今回は、友人やパートナーとの旅を円満に過ごすための「言ってはいけない言葉」をお伝えしたいと思います。
「なんでもいい」「どっちでもいい」
旅先ではレストランや観光する場所など、現地で決めなければならない場面も多くあります。本当に「なんでもいい」のだとしても、相手にとっては「優柔不断」や「面倒くさがっている」というような印象になってしまいがち。あれこれ計画を考えるのが好きな人でも、相手に具体的な提案をされるとうれしいものです。せっかくの同じ時間を共有する旅、何かを決める時は一緒に考えるのが楽しく過ごせる秘訣です。
「疲れた」
どんなに行きたかった旅先でも、やはりそこは非日常の世界。慣れない環境だとどうしても疲れやすくなりがちです。たまになら仕方ないですが、何度も連呼されるとどうしても「愚痴」に聞こえてしまいます。ネガティブな発言はできるだけ避けたほうが無難。本当に疲れてしまったならば、カフェで休憩するなど上手に旅を楽しみましょう。
「眠い」
海外の旅では、ロングフライトや時差などで日中でも眠くなってしまいがちですが、何度も言われるとさすがに鬱陶しく感じてしまいます。どうしても眠いのであれば、早めにホテルに帰って十分な睡眠をとるなど、具体的な解決策を見つけましょう。
「暑い」
初めてその国に到着した時などはいいですが、こちらも何度も言われるとやっぱり耳障り。もっと暑苦しく感じてしまいそうです。暑いのは誰しも同じ。よほどのことでない限り、暑さはガマンできるものです。水分を摂ったり汗を拭くなど自分で調節して、できるだけ言わないようにしたいですね。
「あの人きれい!(かっこいい)」
モデルのようなスタイルのロシア人美女や、セクシーでお洒落なイタリア人男性。国が変われば、どうしても現地の美しい人は目に入ってしまいがち。ですがパートナーが異性を褒めるのはやっぱりおもしろくないものです。例え気になってしまっても、あまり口に出さない方が無難でしょう。
「写真のほうがきれいなんだね」
ずっと憧れていた景色や、おとぎの国をイメージしていた街並。しかし実際行ってみたら、想像と違っていた・・・なんてこともあると思います。しかしはるばる辿り着いた場所で、本音をズバっと言われるのはいい気分ではありません。多少そう感じたとしても、柔らかい言葉を選ぶようにしたいところです。
「早く帰りたい」「来なきゃよかった」
旅先では思わぬトラブルがつきもの。思っていたよりも街の雰囲気が悪かったり、本数の少ない列車に乗り遅れてしまったり、貴重品をなくしてしまったり・・・。しかし「早く帰りたい」や「来なきゃよかった」という言葉は、旅を否定してしまうネガティブな印象になってしまいます。時にはトラブルを乗り越えてこそ、いい旅の思い出になることもあります。どんなことが起こっても前向きに楽しみたいですね。
仲のよい友人や、大切なパートナーとの旅。つい言ってしまいそうな言葉にちょっと気をつけて、楽しい時間を過ごしましょう!
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