渡航者が教える!大迫力のイグアスの滝をもっと楽しむコツ

Posted by: Nao

掲載日: Mar 18th, 2016

渡航者が教える!大迫力のイグアスの滝をもっと楽しむコツ

アルゼンチンとブラジルの国境をまたぐ「イグアスの滝」。約4kmの間に大小およそ300もの滝が段を成して連なり、ダイナミックな轟音を響かせながら大量の水が流れ落ちています。北米のナイアガラの滝、アフリカのビクトリアの滝と並ぶ世界三大瀑布のひとつですが、滝幅、水量のスケールは他の二つの滝をはるかに凌駕しています。

大迫力の轟音と水しぶき

渡航者が教える!大迫力のイグアスの滝をもっと楽しむコツ

太古の昔、大規模な地殻変動によって断層が生まれたことから形成されたイグアスの滝。毎秒およそ6万5千トンもの水が降り注ぎ、その規模と驚異的な流れはまさに圧巻!

渡航者が教える!大迫力のイグアスの滝をもっと楽しむコツ

「悪魔の喉笛」と呼ばれる一番奥にある滝。すさまじい轟音とともに、大迫力の水しぶきと白煙をあげています。先住民の言葉で「巨大な水」を意味するイグアスの滝ですが、はるか昔から大自然が作り出す壮大な景色があったことを感じさせます。

渡航者が教える!大迫力のイグアスの滝をもっと楽しむコツ

イグアスの滝周辺には遊歩道が設置されるなど、観光しやすいのもうれしいところ。大迫力の滝を間近で見ることができます。

大自然の威力を体感するボートツアー

渡航者が教える!大迫力のイグアスの滝をもっと楽しむコツ

遊歩道から眺める滝も壮大ですが、驚異的な迫力を体感できるのがボートツアー。なんと滝壺まで近づき、降り注ぐ滝を見上げられるんです!

渡航者が教える!大迫力のイグアスの滝をもっと楽しむコツ
(C) Nao

ボートツアーは滝の下側の乗り場から出発。ライフジャケットを身につけ、持ち物は防水袋の中にしまいます。間違いなくずぶ濡れになるので、レインコートを着るか、着替えやタオルを持参することをオススメします。夏場であれば水着になってしまってもいいかもしれません。

滝壷に近づくと、あたり一面は真っ白な空間に。ボートは数回に分けてものすごい勢いで滝の中に突っ込み、すさまじい水しぶきに包まれます。自然の驚異的な力を体感するとっておきのアトラクションなのです。

亜熱帯ならではの貴重な動植物

渡航者が教える!大迫力のイグアスの滝をもっと楽しむコツ

渡航者が教える!大迫力のイグアスの滝をもっと楽しむコツ
(C) Nao

イグアスの滝周辺には亜熱帯のジャングルが広がり、イグアス国立公園として世界遺産にも登録されています。滝の周辺では大量の水しぶきが深い森を作り出し、独特の生態系が広がることで、日本では見られないような珍しい動植物が生息しています。亜熱帯ならではの貴重な生き物たちを間近で観察できるんですよ。

渡航者が教える!大迫力のイグアスの滝をもっと楽しむコツ
(C) Nao

至るところにいたアナグマ。森の中で生活しているようですが、エサを求めにテーブルにも寄ってきていました。大迫力の滝も圧巻ですが、ジャングルの緑の景色や生息する動物も楽しみたいところです。

轟音を響かせダイナミックに流れる滝や、亜熱帯ならではの貴重な動植物に出会えるイグアス国立公園。南米を訪れる際は、大自然を体感する旅をしてみてはいかがでしょうか?

[Iguassu Falls Tour]
[Photos by Shutterstock.com]

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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