宮城県の伝統工芸品として知られる「こけし」。形がとても印象的ですが、私たちは普段なかなか、こけしを見る機会は少ないですよね。そんな中、宮城県の仙台から、こけしがもっと身近になる新しいタイプのこけしが誕生しました。
季節を楽しむこけし「こよみこけし」
(C) facebook/Sunnyday

この素朴で可愛らしいデザインのこけしは「こよみこけし」という創作こけしです。宮城県の伝統こけし職人と、女性イラストレーターらが共同制作し、この新しいタイプのこけしが誕生しました。12個あるそれぞれのこけしは、宮城県・仙台の美しい1年の季節を、草花のイラストで表現しています。
共同企画である「こよみこけし」の第1弾は「花こよみ」というもの。季節のうつろいによる草花の様子がモチーフとなっており、1月は「松と南天」、2月は「椿」、3月は「梅」、4月は「桜」と花模様が印象的な美しいデザインが表現されています。
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続いて、共同企画の第2弾は”旅”をモチーフとした「旅こよみ」というこけし。「日常からの小さなトリップ」をテーマに、お正月や蔵王のお釜、千本桜、秋の音楽祭、年末の光のショーなど、どれも宮城県内の名所やイベントがデザインされています。季節によって様々に変化する宮城の景色を、“こけし”を通じて体感できるのが嬉しい点ですね。
これら12個のこけしは、宮城県の伝統こけし職人による「手作り」という点も見逃せません。色や形、表情が微妙に異なる、世界に一つだけのこけしは、まさに初めてこけしに触れる人にも満足できる一品です。12か月それぞれに違ったこけしがありますので、自分の誕生月のものも良いですし、プレゼントなどにもとても喜ばれそうですね。
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この「こよみこけし」は一体2,500円から。発売は宮城県内や東京都内の実店舗か、オンランショップなどから購入することができます。
その他、この「こよみこけし」以外にも、ちょっと驚きのアイテム「こけしのイヤホンジャック」も! こちらも職人さんによる手作り作品ですので、もっとこけしを身近に感じたい人は、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
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季節を楽しめる可愛らしいデザインの「こよみこけし」。普段は馴染みがない伝統工芸品が身近にあることで、毎日がもっと楽しくなりそうですね。
[こよみこけし]