伊勢志摩などの旅行帰りに!地元民に聞いた【三重の鉄板お土産】5つ

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Nov 16th, 2016

先日、三重に出かける機会があったのですが、下調べをすると各地に魅力的なお土産がいっぱい。親しい人たちに何のお土産を買ってこようか、迷ってしまいました。

伊勢志摩などの旅行帰りに!地元民に聞いた【三重の鉄板お土産】7つ

そこで今回は旅の途中で、出会う人たちに片っ端から「鉄板の三重のお土産は?」と聞いてきました。

話を聞いた人は例えば、県内ホテルのフロントスタッフやお土産売り場の従業員、コーヒーショップで偶然知り合ったナイスミドルな方たち、料理屋の店員、公園のベンチで隣り合わせた地元民の方々、目抜き通りでチラシを配布している女性などなど。

伊勢志摩など魅力的な観光地がたくさんある三重。同地を旅する際には、ぜひとも参考にしてみてくださいね。

1:『松阪牛しぐれ煮』と『松阪牛すじ煮』

伊勢志摩などの旅行帰りに!地元民に聞いた【三重の鉄板お土産】7つ
(C)Masayoshi Sakamoto

最初は松阪牛。「やはり三重のお土産と言ったら、松阪牛ですよ」と語る声が、本当に多くありました。ただ、「旅のお土産に松阪牛ですか?」と、赤肉の切り身などを想像して驚いた返答すると、「しぐれ煮とか、日持ちするお土産があります」と教えてくれました。

「どこの会社が出す商品がいいですか?」と聞いてみると、『柿安』、『松阪まるよし』など名前がホテルのフロントスタッフやお土産屋の販売員の方から出てきました。いくつかのお肉屋さんが、商品を出しているみたいですね。

実際にしぐれ煮やすじ煮を温かいご飯に乗せて食べてみましたが、まあ、とにかくご飯が進みます。ちょっとした煮込みの“かけら”でも、お茶わん一杯分のご飯をぺろりと食べられてしまうほど。三重に行った際には、お土産にチョイスしてみてくださいね。

2:ほまれの『赤福』

伊勢志摩などの旅行帰りに!地元民に聞いた【三重の鉄板お土産】7つ
(C)Masayoshi Sakamoto

三重県のお土産と言えば、全国区の知名度を誇る『赤福』は外せません。即答で『赤福』の名前を出してくれた地元民がかなり多く居ました。

『赤福』とは分かりやすく言えば、あんころもち。甘さ控えめのしっとりあんこに、柔らかいもちが包まれています。四角い容器に波打つように並んでいますが、そのたっぷりとしたふくらみを、へらですくい上げて口に運びます。

「これはおいしい」と思い、帰宅後に自称こしあん愛好家へおすそ分けします。その人は石川県の圓八『あんころ餅』を“日本最強”と語っていましたが、「認めたくないが、やはり双璧をなすね」とコメント。

ただ、日持ちしない点がお土産としては不利かもしれません。消費期限はなんと製造日から2日間。お店に並ぶ日が1日目にカウントされますから、次の日までには渡さなければいけません。

「冷蔵庫に入れて保存しても駄目ですか?」と販売員の方に聞いてみましたが、赤福は冷やすと固くなってしまうそう。旅の最終日に買って、その日か翌日に渡したいですね。

3:へんばや商店『へんば餅』、笹井屋『なが餅』、永餅屋老舗『安永餅』

次はもち3連続。へんばや商店『へんば餅』、笹井屋『なが餅』、永餅屋老舗『安永餅』ですね。

例えば『なが餅』。本店を三重県の四日市市に構える笹井屋の商品ですが、やはり四日市の人は「四日市のお土産で良ければ」と断りを入れた上で『なが餅』を勧めてくれました。もちろん聞く人の出身地やひいきによって、伊勢市へんばやの『へんば餅』、桑名市・永餅屋老舗『安永餅』など、異なるお土産が挙がってきます。個人的には『へんば餅』がお気に入り。

いずれにせよ、こんがりとした焼き目を付けた香ばしさがおいしい3商品。旅の目的地によって、チョイスするお土産を変えてみてもいいのかもしれませんね。

以上、三重のお土産を紹介しましたが、いかがでしたか? その他には、伊勢うどんを紹介してくれる人も居ました。太めんが特徴のうどんですね。併せて参考にしてみてください。

伊勢志摩などの旅行帰りに!地元民に聞いた【三重の鉄板お土産】7つ

[Photos by shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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