ただ旅行回数を重ねたから「旅の達人」になれるというわけではありません。せっかく時間とお金をかけて旅するのであれば、本当の意味での旅人になりたいものですね。
旅をする上で、大切なことをナショナルジオグラフィックのライター、Aric S. Queenさんが伝えています。早速、あなたの旅レベルがどれくらいか、チェックしてみましょう!
1 知ったかぶりをしない
これはとっても重要ですね。馴染みのない現地でも、インターネットや、ガイドブックの情報があるからといって、知った気分にならないことが大切です。ゼロからその土地を学ぶ意識を忘れずに。
2 人からアドバイスを得る
現地のタクシードライバーや、宿泊先の受付などで、おすすめの観光スポットやレストランがあるかを聞いてみましょう! 地元の人がおすすめする場所は、意外とガイドブックには載っていなかったりするものです。
3 助けてくれた人に感謝する
現地では外国人になる私たち。そんな私たちに対して、助けてくれた人はとびきりの敬意を払いましょう。日本では当たり前のサービスも、海外ではそうでない場合もあると言うことを忘れずに。あなたの滞在がより良くなるのも、現地の人たちのおかげなのです。
4 日本人になる
日本にいるとなかなか気がつけないこの感覚ですが、海外に出たのであれば、思う存分「日本人」に成り切りましょう! おもてなし精神や、他人を気遣う心など、私たちが育ち学んできた背景は、現地の人からすると、とても素晴らしいものに映るのです。
5 スポーツ好きならば、宿泊先などで試合を観戦する
スポーツは言語関係なく、誰でも楽しめるものですね。得点が決まれば国籍問わず、みんなで一緒に盛り上げれること間違いなしです!
6 州にまたがる高速道路から離れる
町の見どころは、大抵このような大きな高速道路から離れたところにあるものです。宿泊先を決めるときに「観光名所まで高速道路で◯分」などと記載がある場合には要注意。数字で見ると近い感じがしますが、実際の物理的距離を確認しましょう。あまり遠すぎる場所に宿泊しても、不便なだけです。
7 会話する機会をもうける
現地では、可能である限り人と話すチャンスを作ってみましょう。全く違う価値観の人と話すことで、それまであなたが正しいと思ってきた常識も打ち破れるかもしれませんね。いずれにしても気付きの良いきっかけになるでしょう。
8 ポストカードを送る
旅先でスマートフォン一台あれば便利ですよね。写真も簡単に撮影して、友達に送信できる時代です。しかし、せっかく現地にいるのであれば、ポストカードを送ってみませんか? ポストカードほど、受け取った側の喜びに勝るものはありません。まさしく、最強のお土産でしょう。少々手間になりますが、頑張って郵便局まで行くことも、良い経験になりますね。
9 誘いに応じる
もしも知り合った現地の人から、何かオファーを受けたら、積極的に応じてみてはどうでしょう?彼らの家で食事したり、観光案内してくれたりするかもしれませんね。もちろん大前提として、安全面を1番に考慮する必要があることをお忘れなく!
10 旅人として尊敬を示す
宿泊先でチェックアウトする時などは、しっかりと部屋を綺麗に整えましょう。さらに、簡単なメモでも構わないので「ありがとうございました」と一言メッセージを添えることも素敵ですね。一生会うこともない人達かもしれません。だけれでども、どんな時でも、感謝の気持ちを忘れるべきではありません。
旅とは、ただ有名な場所を「見に行く」ことではありません。新しい経験を通して、新しい自分に成長する機会を与えてくれることを「旅」と呼ぶのです。あなたの旅レベルは、一体どれくらいでしたか?
[ナショナルジオグラフィック]
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