【TABIZINE 現地特派員による寄稿】
美食大国、韓国。グルメも大きな旅の楽しみの１つですね。
「でも量が多すぎて、時々、どうすればいいのか分からない！」と思っていませんか？ そんなお悩みを解決する、韓国、釜山（プサン）のお店をご紹介します。
釜山、センタムシティ。ギネスブックに載った百貨店
ここは、韓国、釜山の「センタムシティ」。釜山国際映画祭のメイン会場として知られる、「映画の殿堂」がある場所なのでご存じの方も多いでしょう。セレブシティ、という人も。
「世界最大の百貨店」としてギネス認定（２００９年６月時点）を受けた百貨店、「新世界センタムシティ」は、その向かいにあります。東京ドームに換算すると、およそ６.３倍の広さにもなるとか。ショッピングを楽しめるだけでなく、スパや、スケートリンクまであるんですよ。
上質なビュッフェで、少しずつ楽しむことも可能！
今回ご紹介するお店、「オルバン」は、その「新世界センタムシティ」にある、韓国料理のレストランです。
ビュッフェスタイルのレストランなんですね。そして、その品数の豊富なこと！ メニューは日によって変わるらしいんですが、おなじみのチジミ、焼き肉から、ギョーザやカレーまでありましたよ。
料理の品数はもちろん、新鮮なお野菜、薬味の種類もたくさん、たっぷり！ 迫力のフライドチキンの横にあるのは、つけあわせでしょうか。「韓国の食文化って、すごい！」と、うなってしまいました。
次は、筆者がこちらのレストランをおすすめする理由をご紹介。
筆者がこちらのレストランをおすすめする理由は、５つあります。
・ビュッフェの品数がびっくりするくらい豊富
・味がきめ細かで美味
・食べる量を、多くも、少なくも、好きなようにできる
・日本人歓迎
・お得な料金
韓国料理って本当においしいんですけれど、量が多いじゃないですか。「食べきれないほどの食事をお出しするのが、韓国流のおもてなし。残しても大丈夫なんだよ」といいますが、筆者は少食なので、時々、どうしていいか分からない、申しわけない気分になることがありました。
だから、ここを知った時は、「大好きな韓国料理の、『お悩み』を解決する方法が1つ、見つかった！」と思いました。
日本人歓迎、ビールだって飲み放題！
そうなんです。こちらは、日本人歓迎のお店なんですよ。
ビュッフェには、追加料金なし、つまり「飲み放題」のビール（！）もあるんですが、これは日本人の客を呼びたいためでもあるんだそうです。
「ビールがあると、日本人のお客様が喜ばれますので」とのこと。
それにしても、キムチ一つとっても、本当においしいんですよ。ほどよい酸味と野菜の甘みがたまりません。豚のばら肉のかたまりを蒸したのがあったんですが、しっとり、ジューシーで、お見事！
そのスライスをお味噌などと一緒に野菜にくるんで、かぶりついたり、アミの塩辛だけをなめて、ビールをきゅっと飲むのは、至福のひとときでした。
次は気になる料金について。
充実のスイーツ、「旅の楽しみ」がついてこの料金！
食後のスイーツも充実しています。甘ーいかき氷を、おじさまが嬉しそうに食べていたり、スリムな女子が、大ぶりのお肉をけろりと食べていたりしますよ。
おばあちゃんとお母さん、お孫さんらしい小さな子供の三世代が、テーブルいっぱいに料理を並べて語らっているのを見るのも、旅の楽しみです。みなさん、本当に食べることが好きなんですね！
これだけ充実していて、食事料金は、びっくりするほどお得なんです。
・ランチ 14900ウォン （約1341円）
・ディナー 23900ウォン （約2151円）
これはいずれも基本料金で、約90円が1000ウォンとしての一例ですが、すごいですね！
店内には、「映画の殿堂」が見える席もあります。いかがですか？釜山は人情豊かで素敵な街でした。美味なだけでなく、とってもお得で楽しいレストランですよ。
[オルバン www.olbaan.com]
PROFILE
toshi ライター
取材なら、どこに行っても、誰に会っても感動できるのが特技のライター、作家。「人は思い通りにならないけれど、自分が思いつきもしない、素敵な答えを言ってくれる」と、最近思います。クルーズ旅行を日本に広める活動の一端を担いたい。
著書「美しい人々 人間の美しさを追う」など。作家名は竹井夙（たけいとし）。
著書「美しい人々 人間の美しさを追う」など。作家名は竹井夙（たけいとし）。
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