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巨大な万華鏡?!光の渦にめまいを感じるイラン「ピンク・モスク」の絶景

Posted by: 石黒アツシ
掲載日: Aug 18th, 2017. 更新日: Aug 20th, 2017
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差し込むきらびやかな光の渦にめまいを感じるほど。

巨大な万華鏡?!イランのピンク・モスクに差し込むステンドグラスの光に包まれる。

そのモスクの名前は「ナスィーロル・モルク・モスク」。ビビッドな光を映しこむピンクのタイルの美しさから「ピンク・モスク」とも呼ばれています。

色とりどりのステンドグラスで色づけられた光が室内に差し込めば、色鮮やかなタイルとじゅうたんに反射して、複雑な光の渦を作り出します。さらに太陽の動きと共に少しづつ表情を変える光景に、まるで万華鏡の中に入り込んでしまったようです。

秋から春の朝がおすすめ。

巨大な万華鏡?!イランのピンク・モスクに差し込むステンドグラスの光に包まれる。

このモスクを訪れるなら秋から春にかけての、それも朝がおすすめです。モスクの奥まで日差しが差し込んでその美しさを堪能できます。曜日によってオープン時間が異なるので事前に最新の情報を確認してくださいね。

また、一般的にモスクを訪れる際には、肌の露出を抑えるのがエチケット。袖のないシャツや短パンは避けたほうが良いと言われていますのでご注意を。

シラーズはイランのカルチャーの中心

巨大な万華鏡?!イランのピンク・モスクに差し込むステンドグラスの光に包まれる。

このきらびやかな光のモスクは、イラクの第5の都市シラーズにあります。2000年以上前からイランのカルチャーの中心で、14世紀のペルシャの詩人ハフェズやサーディを生んだ「詩の街」ともいわれ、ワイン(ワインに使われるシラーズ種のブドウの原産地とも言われていますが、諸説あるようです)、庭園、寺院やモスクで有名です。

13世紀には、ペルシャの学者と芸術家が集まる街になったとのこと。現在では、よく手入れされた樹木と果樹が茂る庭園が多く、「エラム庭園」はその中でもぜひ訪れたい、13世紀中ごろに作られたお屋敷とペルシャ風の庭です。

また、三角形のパーツを合わせたモザイクや、キリムと呼ばれる独特なペルシャ絨毯などが伝統的な工芸品です。

日本からのアクセス

巨大な万華鏡?!イランのピンク・モスクに差し込むステンドグラスの光に包まれる。

ピンク・モスクがあるシラーズへは、イランの首都テヘランからなら飛行機で1時間20分ほど。カタール航空を利用してドーハからでも1時間20分です。

今でも現役で地元の人が祈りに訪れるモスク。こんな幻想的な光のモスクで祈り、生活をしている人たちはどのような人たちなんでしょう。そして、その人たちが住むシラーズの街の今の姿も、自分の目で見てみたいと思いませんか。

[Nasir Al-Mulk Mosque in Shiraz]
[Iran Chamber Society]
[Does Shiraz wine comefrom Iran?]
[Visiting a Mosque]
[All Photos by shutterstock.com]

石黒アツシ

Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー
旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。


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