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世界的にも珍しい、インドの山奥にある不思議な「生きている橋」

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橋までの長い道のり

「生きた橋」は、チェラプンジの約12km南西に位置するティルナという村から、徒歩で山を下った場所で見られます。

自然と人の行為の融合、インドの山奥にある神秘の〝生きた橋"とは
(c)Sawako Suganuma

日本から訪れる場合は、デリーまたはコルカタから飛行機などでアッサム州のグワハティまで行き、そこからバスでメガラヤ州の州都シロンへ(所要約3時間)。さらにスモウという乗合バンでチェラプンジへ向かいます(約1.5時間)。チェラプンジからは乗合タクシーで20分ほど。そうしてやっとたどり着くティルナ村は、メガラヤ州の主要民族であるカーシ族が暮らすのどかな村です。

自然と人の行為の融合、インドの山奥にある神秘の〝生きた橋"とは
(c)Sawako Suganuma

ティルナ村からは、森の中に延びる階段をひたすら下ります。しばらくすると膝はガクガク。段差が小さいこともあり、かなり足に負担がかかります。

最初の橋、シングルデッカー

ティルナ村から下ること約30分。山中の小さな集落のはずれに、最初の橋「ロング・ルート・ブリッジ」があります。その名のとおり長く大きな橋で、「シングルデッカー」とも呼ばれています。

自然と人の行為の融合、インドの山奥にある神秘の〝生きた橋"とは
(c)Sawako Suganuma

この橋は、川の両端にあるインドゴムノキから長く垂れた気根を誘導し、それが育って結びつくまでの長い年月をかけて作られたもの。世界的な多雨地帯であるこの場所では、雨季には普通の木の橋は流されたり腐ったりしてすぐに使えなくなります。しかしこの木の根の橋であれば、年を経ることに成長し、固く強くなっていくのです。

さわこ

sawako 編集・ライター
ガイドブックやウェブサイトなど、旅ものを中心に活動しているフリーランスのライター兼編集者。かつてバックパッカーとして、3年半かけて世界を一周。旅に関する情報を目にするたびに行きたくなってしまう、また、マニアックな場所ほど萌えてしまうという旅のビョーキもちです。

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