何だか懐かしくて、ちょっと切なくなるコッペパン。
部活の後に食べた、ハムカツや焼きそばを挟んだコッペパン。
給食で大好きだった、きな粉やお砂糖をまぶした揚げパン。
あなたも思い入れがあるかもしれませんね。ちょっとお腹が空いた時にワンハンドで食べられる、ふわふわコッペパンが今ブームの兆しですよ。
期間限定 しっとりほわほわ 色白のコッペパン
コメダ謹製『やわらかシロコッペ』 東京ソラマチ店
コメダ謹製 小倉ホイップ
(C)At Press
東京ソラマチ2階で、期間限定販売のコメダ謹製『やわらかシロコッペ』。名古屋創業のコメダですから、やはり小倉はマスト。定番の小倉マーガリンにするか、小倉ホイップも魅力的と思い悩みますね。期間限定商品も含め、メニューは18種類ありますよ。
住所 :東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ2階
場所 :東京ソラマチ(R) ウエストヤード2F
販売期間:2017年9月1日(金)~2018年1月8日(月)(予定)
URL :http://www.tokyo-solamachi.jp/shop/newshop/
ヨーグルト酵母で作る、ふっくらもちもちのコッペ生地
ボンジュール・ボン 全店
ボンジュール・ボン コッペパン5種類
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ふわふわも良いけれど、もちもち感が大好きなあなたは、ボンジュール・ボンのコッペパンをどうぞ。あんマーガリン、ジャムマーガリン、ごぼうとポテサラ、たまご、コンビーフポテトの他、2017年10月2日には、ブルーベリークリームチーズ、つぶピーナツ、厚切りハムカツが新発売。筆者を含むハムカツファンは、気になりますよね。
あんマーガリン 200円(税込)
ジャムマーガリン 200円(税込)
たまご 240円(税込)
コンビーフとポテサラ 300円(税込)
ごぼうとポテサラ 260円(税込)
※ボンジュール・ボン 全店(吉祥寺、中野、中野マルイ、府中、東村山店)で販売
公式サイト:https://bonjourbon.com
[生地はふっくら、もちもち弾力! 手作りベーカリー ボンジュール・ボンに 自家製ヨーグルト酵母でつくるコッペパン5種が新登場!]
ビジュアル系コッペパン
Café 3310
Café 3310 ミックスベリーとシュガーバターの焼きコッペパン
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地元の名店「BEC FIN」のコッペパンをホットプレスし、シュガーバター、ミックスベリーをサンドしたビジュアル系コッペパン。秋の味覚とお洒落な気分を味わいたいあなたに。
「秋のスペシャルメニュー」 Café 3310
ミックスベリーとシュガーバターの焼きコッペパン ¥530
所在地:〒412-0023 静岡県御殿場市深沢1312
営業時間:10:00~20:00(季節により異なる)
開催期間:2017年9月29日(金)~2017年11月26日(日)
URL :http://www.premiumoutlets.co.jp/gotemba/pdf/autumn_menu0925.pdf
[御殿場プレミアム・アウトレット御殿場産の食材を使った「秋のスペシャルメニュー」 2017年9月29日(金)~11月26日(日)開催]
コッペパン x ベーグルの『コッペーグル』
グンイチパン
グンイチパン コッペーグル6種
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人気のベーグルとコッペパンの良いとこ取りの『コッペーグル』。ブルーベリー&クリームチーズ、メープルクルミ、ホイップピーナッツ、アンバター、タマゴサラダ、男爵ポテトコロッケなど素朴なラインアップ。
公式サイト:http://gunichi.com/
コッペパン好きは、盛岡へ向かう
盛岡のソウルフード「福田パン」
アイスクリームショップのような華やかな店内。色とりどりのものはアイスクリームではなく、コッペパンに挟むフィリング(具)。ここは、岩手県盛岡市の1948年創業コッペパン専門店「福田パン」。人口約127万人の岩手県内で毎日1万個ほどが売れる人気ぶり。ちなみに、盛岡市の人口は約30万人(2017年9月1日盛岡市役所推計)ですから、盛岡市内の30人に1人は毎日食べているわけですね。盛岡市民は「福田パンで育つ」と言われるほどです。
店員さんがコッペパンに、あんこやクリーム、ジャム、バターをその場で塗ってくれます。甘いものだけでなく、トンカツ、ハンバーグ、照り焼きチキン、スパゲティ、カレー、れんこんしめじ、ごぼうサラダなどおかずの具も豊富。50種類以上のフィリング(具)があり、ミックスも出来るのですから、組み合わせは無限大。コッペパンファンには、聖地と言えるでしょう。どれにしようか迷いますよね。公式サイトの「お品書き」を確認、「注文の仕方」を参考に。盛岡市民を羨ましく思うのは、筆者だけではないでしょう。
「福田パン」の今週の売り上げ人気ランキング(2017年10月4日調べ)によるベスト3は下記の通り。定番が売れているあたり、実力を感じますね。日本にしかない「あんバター」のサンドイッチ! 最高です。
第1位 あんバター
第2位 ジャムバター
第3位 ピーナッツバター
所在地 :岩手県盛岡市長田町12-11
営業時間 :7:00~17:00(売り切れ次第終了)
定休日 :お盆、年末年始
公式サイト:http://fukuda-pan.com
東京にも、系列店の吉田パンがあります。盛岡まで足を延ばせないあなたは、東京で味わえますね。
公式サイト:http://yoshidapan.jp
コッペパンの本も出ている
(C) PR TIMES
なんとも可愛いイラストで、コッペパンが食べたくなる素敵な本。
(C) PR TIMES
前出の「福田パン」についても語られています。読んでいると、お腹が空いてくるかもしれません。
著者:木村衣有子
総頁:176ページ
定価:1,500円(税別)
発売:産業編集センター
発売日:2016年11月11日
アメリカでコッペパンサンドイッチに近いものは
筆者の住むアメリカで近いものといえば、ホットドッグでしょうか。大人も子供も大好きです。気軽に立ち食い出来るのが魅力。
フェラデルフィア発のサンドイッチ、フィリー・チーズステーキ。コッペパンよりやや硬めのパンに、牛肉の薄切りと玉ねぎ、ピーマンを炒めた物にチーズがとろり。こってり系ですが、美味しいですよ。
「サブマリン・サンドイッチ」と呼ばれるものは、 日本上陸済の“Subway(サブウェイ)”のサンドイッチでお馴染みですね。サブマリン(潜水艦の意 形が似ていると思われている)と呼ばれるパンは、やや大ぶりですがコッペパンに似ています。残念ながら、スイート系はなく、日本の充実ぶりが羨ましいです。
思い出を呼び起こすコッペパン
ふんわりした生地に、懐かしい記憶や優しさが詰まったコッペパン。コッペパンを通して、心の奥に沈んだ思い出に出逢う「小さな旅」が出来るかもしれません。
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