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ありえない!日本人が南アジアを旅して驚いた、現地の人の風習4選

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「お前の水は俺のもの」

ありえない!日本人が南アジアを旅して驚いたこと4選〜

ネパールに初めて滞在したとき、現地でガイドを務めてくれた数人の友人とホテルの部屋で話していると、おもむろにそのうちの1人が、筆者のミネラルウォーターに手を伸ばし、飲み始めたという思い出があります。しかも未開封の状態の水を勝手に開けてしまう始末・・・。

少し面食らったものの平然とした態度を装っていると、今度は別の人が手に取り、飲み始めました。もはや回し飲み状態・・・。

ただ、見ていると、ボトルの飲み口に口をつけずに、試合中のサッカー選手のように口を開いて、空中から水を注ぎ入れるような飲み方をしています。

別の場面でも似たような光景を目にしましたし、自分から「飲んでもいい?」と他人の水を求めると、「好きに飲め」と当然のように言われました。南アジアにおいて、水はシェアが基本なのかもしれませんね。

 

日常の風景の中で遺体を焼く

ありえない!日本人が南アジアを旅して驚いたこと4選〜

一部の特殊な職業に従事する人を除き、今の日本で遺体を見る機会はほとんどありませんよね。不意に発生する交通死亡事故や大災害が、そうした日常を一瞬で打ち壊して、生と死が実は隣り合わせているという現実をまざまざと見せつけてきますが、南アジアの火葬場、例えばネパールのパシュパティナートなどでは川べりに仕切りも屋根もない火葬場が設けられていて、日常的に遺体を焼く光景が見られます。

もちろん、火葬場周辺にはやはり独特の厳粛な空気が立ち込めています。ですが一方でどこか淡々とした日常があり、遺体を焼く台には観光客でも近づけますし、地元の人々は平然とした顔で近くの通りを往復しています。

日本では巧妙に生活の中から締め出されてしまった死の気配を日常的に感じられる場所として、南アジアは訪れる価値が大きいと言えそうですね。

 

以上、ネパールやインドなど南アジアを繰り返し旅行する中で驚いた地元の文化や風習について紹介しましたが、いかがでしたか?

ヨーロッパや北米、オセアニアの大都市など洗練された土地の旅行も楽しいですが、時には自分の常識を覆してくる旅先を意図的に選んで出かけてみると、今までにない気付きを得られるかもしれませんね。

[All Photos by shutterstock.com]

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
1979年東京生まれ、埼玉育ち、富山県在住。成城大学文芸学部芸術学科卒。国内外の媒体に日本語と英語で執筆を行う。北陸3県を舞台にしたウェブメディア『HOKUROKU』の創刊編集長も務める。 https://hokuroku.media/


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