12月12日。今日もまた、アドベントカレンダーの窓を、ひとつひとつ開けていくことにしましょう。
12月12日のアドベントカレンダー
グリムのお菓子の家は、ハートの窓からお星さまが顔を出しました。聖夜の星をあらわしているのでしょうか。
チョコレートは、なんと・・・気がつかぬうちに我が家の小人さんにつまみ食いされてしまいました。形からしてヘーゼルナッツクリームかソリッドミルクかダブルミルクの丸いチョコレートだと思うのですが・・・。
こちらの緑か赤か白のチョコレートボールが奪われてしまったようです。
オーガニックティーは「キャンディケーン」。緑茶ベースに、ペパーミントとオレンジの皮、シナモン、チコリ、バニラビーンズなど。
さあ、お茶の時間です。「キャンディケーン」は2回目の登場ですが、緑茶とペパーミントは案外合うものだなあと再確認。筆者はペパーミントティーにミルクを入れていただくのも好きなので、今回は途中からミルクを入れて味の変化を楽しんでみました。チョコレートがないのは、やっぱりちょっと残念。
忙しい、ということ
12月もいよいよ中盤にさしかかってきました。仕事もプライベートも、年の瀬に向けて慌ただしくなってくる頃です。
忙しい、ということは、体だけでなく心からも余裕を奪っていきます。心の余裕を失わずに忙しさを乗りきるのに欠かせないのが、ひと休み。
お茶を飲んだり、音楽を聴いたり、空を眺めたり、本を読んだり、ゆっくりと湯船につかったり。周りの慌ただしい時間や人との関わりをちょっとだけ切り離した自分だけの時間をもって、その時間を堪能する。
それでもやっぱり、そんな時間を過ごしているときでさえも、今日のことを反省したり明日のことを心配したりしてしまうこともあります。
だからこそ、ほんのちょっとでもいいから、日常を忘れられるくらい心を奪ってくれるものが大事だし、奪われやすい心もちでいることも大事。おいしいお茶、心地いい音楽、美しい空、面白い本、いい香りの入浴剤、そんなふうに自分の好きなものを身のまわりにおいて、深く息を吐きます。
そうすると、100%は無理なときでも、80%、ときには30%くらい、心がふっと軽くなる瞬間が訪れます。そこを逃さずに、それを気のせいと思わずに、一気に心奪わせてしまうのです。・・・この説明だと、ちょっとわかりにくいかもしれませんね。
ひと休み中、ちょっと心が軽くなったタイミングで、お茶や音楽や空や本やお風呂に、身をまかせる。集中する。のめりこむ。いろいろな言い方をしてみましたが、一言でいうと、日常を切り離すということにつきます。
個人的には、音楽を聴きながらのアイロンがけは、没頭しやすいかも。
それでもやっぱり、それが難しかったり、説明の意味がわからなかったりという場合は、ふっと心が軽くなる瞬間を逃さずに、そのままその勢いで日常のやりたくなかったタスクにとりかかる、という荒療治もあります(笑)。
いずれにせよ、年を重ねるにつれ、つかの間自分の心を奪ってくれるささやかなものたちと、上手に過ごせるようになっていくような気がします。
それではまた明日。今日も一日、心が自由でありますように。
12月1日から24日まで、毎日アドベントカレンダーの中身を紹介していく連載です。アドベントカレンダーを毎日楽しむ中で感じたこと、考えたことをつづっていきます。
紹介しているアドベントカレンダー
[クリスマス リンツテディ アドベントカレンダー 2017]
[イングリッシュティーショップ アドベントカレンダー]
[コルシュ社 組立式アドベントカレンダー グリムのお菓子の家]
[ジーピークリエイツ アドベントバスカレンダー]
[All Photos by Aya Yamaguchi]