
やっぱり香港は色彩天国!そしてここでなきゃ撮れないものだらけ。
香港はいつでも、古いものと新しいもの、シックなものと派手なもの、上品なものと下世話なものが複雑に交じり合う魅力的な都市。街の喧騒を歩けば色彩の渦に巻き込まれます。
今回は、そんなエネルギーたっぷりの香港の、最新のインスタ映えするポイントや撮影のコツもご紹介しますね。
チー・リン・ナナリーと高層アパート

「リー・リン・ナナリー」は、1924年に建てられて、1990年に改修された木造建築の寺院です。いくつかの寺院がありますが、どれも伝統的なデザインで目を引きます。そして、そこは香港。周りは高層住宅が立ち並んでいて、その新旧のコントラストがおもしろいんです。
MTRの鑽石山駅(ダイアモンド‣ヒル駅)から歩いて5分ほど。近隣には公共の公園ナン・リアン・ガーデンがあって、散策も楽しめます。
チー・リン・ナナリー
住所:5 Chi Lin Drive, Diamond Hill, Kowloon
ウェブサイト:
www.chilin.org可愛い飲茶を目で楽しんで撮って食べる!

(画像はイメージです)
香港なら、飲茶の名店が多く、世界トップクラスの正統派飲茶をいただけます。それに加えて、最近は「デコ飲茶」とでも名付けたいような、かわいい飲茶もあっちこっちで見かけるようになりました。
中でも人気なのが「YUM CHA」。九龍側の尖沙咀駅そばです。
パステルカラーのタイルみたいなレインボー団地。

香港の色彩といえば、中華系の特徴である金と赤と黄色といった極彩色が思い浮かびますが、この彩虹(チョイ・フン)団地は、かなりおしゃれ。「彩虹」は中国語レインボーです。パステルカラーに塗り分けられた団地の壁と、ヤシの木の並木、そして広がるバスケットコート。ぜひ、自分も映り込みたいですよね。いろんな撮影のアイディアが思いつきそうです。
九龍側で中心部からは30分ほど。最寄りはMTRの元朗駅です。
住所:89 Yuen Long On Lok Rd, Yuen Long
透明な袋に入った色とりどりの金魚!

九龍の繁華街のちょっと北、太子駅のそばにあるのが金魚市場。通りの両側に、金魚を売る店がたくさん並んでいます。インスタジェニックなのが、袋に入って売られている金魚たち。様々な色や形の金魚が、小さなびーにる袋に入れられ並ぶ姿はとってもきれい。そして、早く買ってもらって、水槽に入れてもらってねと、祈るのでした。
住所:Tung Choi Street North, Mong Kok, Kowloon
ルーフトップバーで上から狙う百万ドルの夜景!

(画像はイメージです)
香港の夜景ポイントはたくさんありますが、高層ビルの屋上からのビューは、これまであまりありなかったかもしれません。
湾仔(ワンチャイ)にある人気のシティ派レストランWooloomoolooでは、その屋上テラスで他では見ることのできない夜景を楽しむことができます。カクテルグラス片手にセルフィーっていうのも、決まりそうです。
テッパンのスターフェリー、夕暮れ時は別物です。

香港島と九龍を結ぶスターフェリーの姿は多くの人がカメラにおさめています。どうせ撮るなら、空の明るさと街の明かりがちょうど同じくらいになる夕方が絶対におすすめ。九龍側の公園で、のんびり日が暮れていくのを楽しみつつ、シャッターチャンスを狙いましょう。
スターフェリーピア(天星碼頭)は尖沙咀(チムサーチョイ)駅から南方向に歩けばすぐです。
ライオンロックから、九龍そして香港島までの見降ろす!

九龍の繁華街の北側に「獅子山」があります。そこにある大きな岩がライオンロックヘッド。この場所からは、すぐ眼下には九龍の街並み、ビクトリアハーバーを超えた先には香港島の高層ビル群まで広がる、圧倒的な絶景を撮影することができます。
風水で有名な黄大仙祠 (ウォンタイシン寺)から2.8キロのトレッキングになります。これは上級者向けかもしれません。
さぁ、変化を続ける香港、新しいインスタ映えする場所も増えています。昔から人気のスポットも、写真映えする時間帯に狙えばインスタジェニックになるはず。ちょっと頑張って、みんなが行きにくいトレッキングコースにも魅力的なスポットがあったり。次の香港旅行で、狙ってみませんか。
[香港政府観光局]
[Top 10 Instagram hotspots in Hong Kong]
[Next Stop Hong Kong]
[All Photos by shutterstock.com]

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Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー
旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。
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