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仕事に行きたくない!「仕事を辞めたいと思う瞬間」ランキング〜たかが仕事、されど仕事〜

Posted by: 青山 沙羅
掲載日: Jan 10th, 2018. 更新日: Jan 9th, 2018
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仕事に行きたくない!たかが仕事、されど仕事 仕事を辞めたいと思う瞬間ランキング

長いお正月休みも終わり、日常が戻ってきました。当分まとまったお休みはありませんね。
毎日仕事へ出掛けなければいけません。1月は寒いですし、「ああ、仕事に行きたくない」と思う時期でもあります。生活のため、お金のためであっても、仕事が辛い時はあるものです。

仕事に行きたくない!たかが仕事、されど仕事 仕事を辞めたいと思う瞬間ランキング

悩んでいるのはあなただけではありません。あなたが働いている企業のメリット・デメリットって何でしょうか。みんなが仕事を辞めたいと思う瞬間は? そして、そう感じたときに振り返ってみたいこととは。


大企業のメリット・デメリット

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【大企業のメリット】
●知名度があり、人に説明しやすい。
●オフィスが綺麗で、ランチやアフター5が楽しめる都市部にある。
●給与や福利厚生が安定している。
●比較的休暇が取りやすい。

【大企業のデメリット】
●社員は、会社のコマの感がある。
●企業の色に染まりやすい、個性が薄い人(そういうフリのできる人)が多い。秩序を乱すような個性的な人はいない。
●企業の核が見えないので、実際のところどうなっているのか不明(突然人員削減や倒産などの憂き目に遭う可能性が)。
●企業が大きくなればなるほど、仕事は詰まらなくなり、内容が薄くなる。

※すべての大企業にあてはまるわけではありません。

会社に知名度・安定度を求める人は、大企業(もしくは自治体)から離れたくないでしょう。「あそこにお勤めなの」と自尊心もくすぐられます。

筆者の経験によると、「仕事のやりがい」や「仕事の内容」は、大企業の方が詰まらなかった気がします。社員が入れ替わっても業務に支障が出ないよう、仕事は細分化されています。また、会社の名前に乗っかってプライドの高い人、仕事のやりがいよりもアフター5や個人の楽しみに重きを置いている人も多かったかもしれません。

中小企業のメリット・デメリット

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【中小企業のメリット】
●仕事はある程度自分が仕切れる。社員数が少ないと、出世が早い場合も。
●個性的な社員がいる(個性的すぎて、大企業に向かない人もいる)。
●社員を大切にしてくれる。
●社内にアットホームな感じがある。(そういう雰囲気を好まない人には煩わしく感じる場合も)

【中小企業のデメリット】
●企業の知名度が低い場合も。
●会社がアクセスの良い場所にあるとは限らない。
●業務範囲が広く、責任が重い。小さな会社の場合、総務、経理、社長秘書、接客、掃除までオールマイティーが求められることも。
●会社の実情が分かりやすい。資金繰りが火の車とか、社長の家族関係や行きつけの飲み屋など、知らなくて良いことまで分かってしまうこともある。

※すべての中小企業にあてはまるわけではありません。

仕事をバリバリやりたい人は、中小企業の方が面白いかもしれませんね。経済産業省の「2017年版中小企業白書」によると、日本の99.7%は中小企業(社員数300人以下)だそうです。

仕事を辞めたいと思った時に考えてみること

仕事を辞めたい、と感じた時に次のことを振り返ってみてはいかがでしょうか。

あなたの職場に味方はいる?

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あなたの周りに、あなたの味方はいますか。筆者は職場では味方になる可能性のある人を最初に探します。上司でも良いですが、同僚にいるのがベスト。人間は一人ではやっていけません。内情を教えてくれたり、助言や励ましの言葉をくれる味方がいると、頑張る気も起きるものです。あなたがキャリアアップに専念していて、孤軍奮闘でも問題ないなら話は別です。

あなたは評価されているかどうか

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あなたが完璧でなくても業務に対して努力を重ねているのなら、普通であれば、上司から「ありがとう、いつも助かっているよ」の評価の言葉があるでしょう。真面目に取り組む姿勢に、昇給の可能性も。

もし2年以上仕事を続けていても、全く評価されないのであれば、この先も評価されない可能性が高いでしょう。あなたを評価しない会社に、ずっと勤めたいですか?

筆者が在住するニューヨークでは、「仕事で成功したい」「稼ぎに来ている」人が多いです。彼らは長時間労働や休みの少なさは苦にせず、評価を求めます。飲食関係はマンハッタンが24時間稼働していることもあり、勤務時間10時間以上はザラ。オフィスでもエグゼクティブであればあるほど、朝早く出勤しています。労働時間の長さや労働環境を苦にすることはなく、いつまで働いても評価が望めない(昇級・昇給がない)時は、サッサと次に移ります。筆者の知人で12年間で13回転職した人がいます。その人は専門職なので、ニューヨークではニーズがあるという強みもありました。

第一印象は変わらない

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会社に初めて入った時(面接時も含む)、どう感じましたか?

「雰囲気が良い」「雰囲気が悪い」「明るい」「何となく好きかも」「冷たい」「暗い」「人間関係が難しそう」は、途中で「そうでもなかった」と感じることもありますが、最終的には第一印象と同じになる気がします。第一印象がかなり悪かった、不安を感じた企業は、あなたと相性が悪いかもしれません。

会社はあなたのことをそれほど重視していない

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企業はしょせん企業。会社組織よりも、あなたの人生を優先してくれることはありません。「会社のために」「迷惑がかかるから」「誰かが窮状を察してくれるかも」と期待しないこと。
一人だけ残業が続き業務が多すぎる場合は、自分で抱え込むことなく上司に報告しましょう。

筆者は、日本ではずっと事務職でした。某会社で、人員整理の措置が今でも心に残っています。余剰の職員(職位)を別部署に転属させて若い女子社員の下に就かせ、業務に慣れた頃にまた移動させて、中年男性たちを自主退職に追い込もうとしていました。中には家族や家のローンがあるため辞めたくても辞められない状況があり、見ていて大変気の毒でした。また、子会社どころか孫会社まで飛ばされ、自分の会社に戻れない人も見ました。

他人事であってもそういった仕打ちを見ているうち、企業に対しては気持ちが冷め、「仕事は趣味ではない。お金のため」と割り切るようになりました。

辞め時(やめどき)もある

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自分の仕事に対して、「給料が上がらない(評価されない)」「仕事内容が詰まらない・飽きた」「体力的にきつい」など不満は誰にでもありますね。でも、辞めるタイミングの場合もあります。大企業にいても、実質終身雇用は期待出来ないかもしれません。

筆者の場合、知人に「あなたはその仕事が好き?」と聞かれて、無意識に「好きじゃない」と即答した自分にビックリ。これは辞め時だなと思い、2か月後にその仕事を辞めました。3年近く働いて評価されず、気持ちが冷めていたこともあります。転職先では3か月以内に評価され、あの時は辞めるタイミングだったのだと思いました。

他の道へ踏み出すタイミング。あなたは他の仕事(職場)に向いているのかもしれません。事務職が向いていると思っていたけれど、接客業が向いていたり、個人で仕事を始めるチャンスであるかもしれません。

ちなみに、全国の男女約42,000人が回答した「仕事に関するアンケート」で「仕事を辞めたいと思う瞬間」は下記のようになっています。あなたと同じかもしれませんね。

<仕事を辞めたいと思う瞬間ランキング>
1位 正当な評価がされないと感じた時
2位 人付き合いが上手くいかない時
3位 給料の金額や雇用形態
4位 多忙期
5位 ミスをした時

■アンケート期間:2017年10月6日~10月12日
■アンケート対象:20歳以上/男女/全国を対象に、 インターネットを通じアンケートを実施
[仕事を辞めたいと思うときランキング!理由とみんなの対処法|勝手にランキング]

働くことの意義

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筆者はニューヨーク在住で、人種の坩堝のこの地では色々な人と出会います。南米系の人たちと、仕事について話していた時のことです。皆二十歳前後の若い人たちばかりでした。ある男の子が「僕は3歳から働いていた」というではありませんか。3歳とはまだ幼児です。彼は国でどんな仕事をしていたというのでしょうか。

南米系の彼「近所の家に果物を売りに行ったよ。」
筆者「お金のやり取りは出来たの?お釣りは渡せたの?」
南米系の彼「もちろん。僕は数学が得意だからね。」
そういえば、彼は数学が得意だと言っていたのを思い出しました。

小さい頃から働いていたという彼の顔は、家族の一員として家計を助けていたという誇りで輝いていました。

「私だって4歳から働いていたわ」「僕だって5歳から働いていたよ」と他の子達も口々に言い出し、皆誇らし気でした。家が貧しいという悲惨さはなく、自分だって家族を手助けできるのだという彼らの「働くことの意義」がありました。それは自尊心であり、家族を守る誇りなのでしょう。

自分の利益以外のためという働きかたもあるのです。家族の幸せは、自分の幸せ。家族を大切にする南米系の文化です。ニューヨークで働く南米の人たちの中には、国の家族に送金している人も多いのです。彼らの国の実情は日本とは大きく異なっていますが、彼らの「働くことの意義」に、心を動かされました。

「ああ、仕事に行きたくない」と思う時、ふと彼らの顔を思い出します。そして、「しょうがない、行くかな」と腰を上げるのです。

[All Photos by shutterstock.com]

青山 沙羅

sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。


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