2018年版! パスポートの自由度ランキングが発表された
ビザなしで渡航できる国の数を各国と地域数のランキングが、各国の市民権や永住権の取得支援を手がけるイギリスのコンサルティング会社「ヘンリー・アンド・パートナーズ(Henley & Partners)」から発表されました。
調査対象となったのは199の国と地域です。ビザなしで渡航できる国や地域が多ければ多いほど、その国の政治経済力や信用度が高いとも言えます。さて、早速ランキングを見ていきましょう。
10位から4位までを一気に発表!
(C)ArliftAtoz2205 / Shutterstock.com
【第10位:ラトビア|170(ビザなしで入国できる国と地域の数)】
バルト海に面した国、ラトビアが10位にランクイン。日本ではあまりメジャーな旅行先ではないラトビアですが、バルト三国の真ん中に位置する国と言えば、わかりやすいかもしれませんね。
【第9位:ハンガリー|171】
オーストリア、スロバキアなど7か国と隣接している内陸国、ハンガリーが9位に。「ドナウの真珠」と呼ばれる首都ブダペストのライトアップされたブダ城とドナウ川の景色が有名ですよね。
【第8位:アイスランド|172】
昨年と同様にアイスランドが8位にランクイン。アイスランドといえば、氷河というイメージですが、間欠泉やオーロラ、白夜など、さまざまな自然の偉大さを体感できる国でもあります。
【第7位:マルタ、チェコ、ニュージーランド|173】
昨年10位だったマルタ、9位だったチェコが共にランクアップ。5位だったニュージーランドはふたつ順位を落として7位という結果になりました。
【第6位:ギリシャ、オーストラリア、ベルギー|174】
ギリシャ、オーストラリアは順位が変わらず、昨年4位だったベルギーがふたつ順位を落として6位という結果に。
【第5位:カナダ、アメリカ、アイルランド、スイス|176】
昨年6位だったカナダの順位がひとつアップ。北米の2か国のどちらも5位という結果になりました。
【第4位:ポルトガル、オランダ、ルクセンブルク、オーストリア、イギリス、ノルウェー|177】
ポルトガルのみ昨年の順位よりふたつランクアップしました。他の国は昨年と同様の4位をキープ。
第3位:デンマーク、フィンランド、フランス、イタリア、スウェーデン、スペイン、韓国|178
昨年2位だったスウェーデンは順位をひとつ落として3位に。デンマーク、フィンランド、イタリア、スペインは昨年と同様の3位。フランスは4位から、韓国は7位からランクアップしました。
ちなみにマレーシアは11位で、アジア諸国のパスポートパワーが増しているのをひしひしと感じます。
第2位:ドイツ|179
3年連続で首位だったドイツは順位をひとつ落として2位になりました。しかし、依然としてEU加盟国の中でトップをキープ。
第1位:日本、シンガポール|180
1位は日本とシンガポールです。日本が首位になるのは、ランキングの発表が始まった2008年以降、初めてのこと。2017年は5位だったので、なんと4位もランクアップ!
2018年2月にウズベキスタンが日本とシンガポールに対してビザを免除することに決めたため、3年連続1位だったドイツを抜いて首位に輝いたようです。 シンガポールについては、昨年、パラグアイへの渡航もビザ免除になりました。
180もの国と地域へビザなしで入れるのは、非常にありがたいですよね。ぜひ来年以降も首位を守り続けてほしいものです。
ランキング最下位の国は?
ランキング最下位はアフガニスタンでビザ免除は24か国のみ。続いてイラクの27か国、シリアの28か国、パキスタンの30か国、ソマリアの32か国の順でした。
ランキング下位の国を見ると、治安面での問題が大きく、中には無政府状態の国まであり、渡航が非常に厳しい状況ですね。しかし、毎年変動するパスポートランキングですから、来年の結果がどのようになるのかまったく予想がつきません。2019年の発表も楽しみです。
[Global Ranking 2018 by Henley & Partners]
[All photos by Shutterstock.com]
Ayami ライター
フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。
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