レザーの手袋
皮革の町であるフィレンツェでは、品質の高い革製品が手に入ります。特にすすめなのは、レザーの手袋。専門店では一年を通し、色、形、サイズが豊富に取り揃えられています。グレーのものが欲しいなと思って、ヴェッキオ橋近くのお店、マルテッリに行きました。丈、裏地の有無等お店のスタッフと相談しながら決めたのがこちら。
しっとりと吸い付くような革の手触りが気持ちよく、裾を折り曲げるとのぞくファーが美しいです。普段は折らずに丈を長くしていると、コートの袖口から入ってくる冷気を感じません。85%シルク、15%カシミアの裏地もなめらか。3年前、お値段89ユーロ(約11,659円)でした。残念ながら、先日片方を無くしてしまったのですが、まだ捨てられません。
https://www.martelligloves.com/
フィレンツェの紋章の飾り皿
この百合の紋章が大好きで、ベタながらおみやげ屋さんで購入しました。裏側の糸尻の部分に穴が2か所空いています。そこに糸を通して、壁に飾っています。
フィレンツェの紋章のフック
留学中、この紋章の形のフックを使っているお宅がいくつもありました。とても憧れ、金具屋さんで購入。いずれも釘で壁に打ち込みます。大はバラで売っていました。中と小はおそらく4個入で2.5ユーロ(約327円)でした。6年前のことです。パッケージの開け方が雑ですが、分かりやすいと思いましたので写真をご覧ください。
ドットール・ヴラニエスのルームフレグランス
最初に日本のセレクトショップでこちらの香りを嗅いだときに、一目惚れならぬ一鼻惚れしました。詰め替え、詰め替え使っているので、ラベルがボロボロの写真で失礼します。
ロッソ・ノービレというシリーズで、赤ワインをイメージしたもの。ベリーやぶどうのような甘い香りですが、しつこくありません。自然派のコスメブランドのせいでしょうか。日本では取扱いのお店が多くありますが、250mlが53ユーロ(約6943円)と現地では半額近くです。
https://drvranjes.it/it/
大理石の乳鉢
これはフィレンツェの名物ではないのですが。ジェノベーゼをつくるのに、料理留学した際教室でこれを使っていたので、買いました。重みがあって、香り移りがないのが魅力です。フードプロセッサーのように熱で香りが飛ばないので、時間がかかりますが美味しいはずです。またスパイスを砕くのにぴったり。キッチン用品専門店には面白いものが色々ありますが、各種サイズのオリーブオイル差しもおすすめです。
フィレンツェには小さい専門店が沢山あるので街歩きに飽きません。いろいろ素敵なもの、面白いものがみつかりますように。
※1ユーロを約131円として計算しています(2018年4月5日現在)。
〔All photos by Shio Narumi〕